
アメリカ大統領のトランプは、2020年5月29日、WHO(世界保健機関)との関係を打ち切りすると公表しました。
理由は、新型コロナウイルスの対応です。
WHOは中国の責任は不問としていましたが、トランプ大統領は中国に責任があると対立、WHOも非難をしていました。
アメリカがWHOから脱退するとどうなってしまうのか?と非常に注目されています。
そこで今回はアメリカのWHO脱退について詳しく調べましたので、ぜひご覧ください。
- アメリカがWHOから脱退したらどうなる?
- アメリカがWHOから脱退したら株価に影響が出る?
- アメリカがWHOから脱退した時のメリットデメリットは?
もくじ
アメリカがWHOから脱退したらどうなる?
アメリカがWHO脱退かー…
— JSF (@rockfish31) May 29, 2020
アメリカがWHOを脱退するとどうなるか?ですが、WHOの予算額が変わる可能性が高いです。
アメリカはWHOに昨年は約430億円以上を拠出しています。
そしてこの額はWHOの年間の予算の15%近くになるといわれています。
トランプ大統領は、WHOには拠出しないとも公表しているため、資金難になる可能性があります。
アメリカがWHOを脱退? トランプ大統領はなぜ怒っている?
トランプ大統領は、新型コロナウイルスが理由でWHOを脱退すると話しています。
- 中国がコロナの初期段階で、隠蔽(いんぺい)していた
- アメリカでは10万人以上が死亡している
このため、
- WHOは中国に支配されている
- 中国にアメリカ人が殺された
というような発言をしています。
トランプ大統領にとっては納得のいく答えや対応ではなかったため、WHOを脱退すると話しています。
アメリカがWHO脱退:EUが仲裁に入っている?
現在EUは、アメリカに考え直してほしいと訴えています。
コロナウイルスが終息していない今、日本だけではなく他の国でも第二波が起きています。
このためEUは、世界が協力する必要があると話しています。
アメリカがWHOから脱退したら株価に影響は出る?
アメリカがWHOから脱退したら、株価に影響は出るのか?ですが、現在は不明とされています。
株価についての影響が出るかどうかが注目とされています。
このため、現在は株価が上がってきているとされていますが、今後はどうなるか?という段階です。
アメリカがWHOから脱退した時のメリットデメリットは?
アメリカがWHOから脱退した時のメリットデメリットはこちらです。
メリット | デメリット |
特にないのでは? | 資金難になる可能性がある |
アメリカがWHOから脱退しても、WHOからするとデメリットしかないのでは?とされています。
アメリカにとっては多くのお金を支払っているのに、情報が正しく伝達されていないとしています。
確かに、コロナウイルスという未知のウイルスだからこそ、正しい情報がほしいというのは当然なことですよね。
一方で、未知だからこそ伝えられないこともありますし、結果的に違ったということもあります。
WHOは情報を収集・発信する所であり、絶対に加入しなければいけないという組織でもありません。
このためトランプ大統領は、WHOの脱退を示唆する発言を繰り返しているのではないでしょうか。
まとめ
- アメリカがWHOから脱退したらどうなるかは、WHOが資金難になる可能性がある
- アメリカがWHOから脱退したら株価の影響は出る可能性がある
- アメリカがWHOから脱退した時のメリットデメリットは、アメリカ側にメリットがないのでは?と言われている
WHOに多くの資金を提供している国で、死者が増えているというのは嫌気がさしてしまうかもしれません。
もともと、経営者であったトランプ大統領であればそう思っても仕方ないですね。
ですが未知のウイルスを全世界で研究している今は、協力してほしいというEUの気持ちもわかります。
以上、アメリカがWHOから脱退したらどうなる?株価の影響やメリットデメリットはでした。