
2019年12月6日、警察庁は
- 道路交通法に「あおり運転」を新たに規定する
- 事故を起こさなくても即座に免許取り消し処分とする
という方針を固めました。
また同日6日の自民党の交通安全対策特別委員会で検討案を説明したとのことです。そこで今回は、
- あおり運転の免許取り消しはいつから?
- あおり運転の車間距離の定義は?
- あおり運転のことを知らないとアウト?
について詳しく調べましたので、ぜひご覧ください。
あおり運転の免許取り消しはいつから?
あおり運転の免許取り消しの期日は発表されていません。
ですが、
2019年3月 | ながら運転の閣議決定 |
2019年5月28日 | ながら運転の衆議院本会議で可決 |
2019年9月19日 | 交付 |
2019年12月1日 | 施行開始 |
このように、ながら運転の施行開始までには約10ヶ月間がかかっています。
ながら運転同様、あおり運転も大変危険ですよね。
不幸にも命を落とされた方もいらっしゃいます。
このことから考えて、2020年の9月頃には施行開始となる可能性はありますね。
ですが、2020年7月は東京オリンピックが開催されます。
オリンピック開始前に、あおり運転の法改正がされる可能性も否定できません。
安全大国日本と言われてるくらいです。
あおり運転を外国人が見た場合、日本へのイメージが崩れてしまいますよね。
あおり運転の車間距離の定義は?
あおり運転の車間距離の定義ですが、現在ありません。
そもそも現在の道路交通法には、あおり運転の規定自体がないのです。
警察は「車間距離保持義務違反」という法律に基づいて取り締まっていました。
推測にはなりますが、上の画像を基本として考えてた場合、
走行キロ数 | 必要な車間距離 |
60km/h | 約45m以上 |
80km/h | 約80m |
100km/h | 約100m以上 |
このような計算ができますね。
車間距離保持義務とは?
「車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない」
これが車間距離保持義務という法律の内容です。
実はここでも距離について、明確には定められていないのです。
今後のあおり運転では、車間距離の定義の明確化がされるのではないでしょうか。
ちなみに、
1,前の車がある地点を通過してから2秒たった後 |
2,自分の車がそこを通過する |
と、必要な車間距離を取っていると言われています。
信号機や看板などを目印にしてみると良いでしょう。
特に、普段トラックに乗っている方が普通自動車を乗った時には気をつけなければいけません。
車の形によって、車間距離の見え方は非常に変わります。
私自身運転をしますが、トラックが後ろにいると圧迫感を感じるのです。
あおり運転のつもりはなくても、あおり運転となってしまう可能性はあります。
あおり運転を知らないとアウト?

あおり運転を知らないとアウトです。
来年2020年の通常国会で、あおり運転の法改正や厳罰化も目指す予定になっています。
ここで可決されると、画像のようになる予定です。
なのできちんと知っておかなければいけませんね。
まとめ
- あおり運転の免許取り消しはいつから?については決まっていない
- あおり運転の免許取り消しは、ながら運転の施行開始と同じ場合、2020年9月頃という可能性がある
- あおり運転の車間距離の定義は決まっていない、あおり運転自体の定義もない
- あおり運転を知らないと、免許取り消しになる可能性があるためアウトである
いつから開始か?ではなく、今のうちからしっかりと学習をし、あおり運転をしないようにしましょう。
気付かないうちにあおり運転をしていたという方も多いかもしれません。
また、ドライブレコーダーなどを車につけておくと証拠も残りますので、より安全な運転が出来ますね。
以上、あおり運転の免許取り消しはいつから?車間距離に定義を知らないとアウトでした。