
最近にわかに世の中を騒がせている「抱っこひもバックル外し」。赤ちゃんが推定1メートルもの高さから落下する恐れがあり、非常に悪質な行為です。
普通に考えて起こるわけもないいたずらが頻発している以上、赤ちゃんを守るためには対策するしかありません。
この記事では、最近頻発している抱っこバックル外し対策の方法、事件が起こりやすい場所はどこか、また犯人の特徴や注意点についてまとめてみました。
もくじ
抱っこ紐外される事件の対策方法
赤ちゃんを抱っこしているお母さんの抱っこひものバックルを外すといういたずら。そんなの起こるわけないない!と思いたいところですが、このとんでもない行為が最近頻発しているのです。

普通に赤ちゃんを抱っこするだけでも大変なのに、恐怖のいたずらにも気を配らなければならない。
育児ママにとっては恐怖でしかありませんよね。
しかし、世の中の大多数はまともな方々。卑劣ないたずらの対策方法がいくつか挙げられていたので、紹介いたします。
バックルにゴムをひっかける
抱っこ紐外される事件多発してるけど!
みんな!ゴムを付けるんだ!!
ゴム外さないと取れないから、流石に触られたら気づくよ!
赤子を守ろう…… pic.twitter.com/0AWC22eazn— ぴの (@maroro_0829) September 18, 2019
実際に子育てをされているこの女性。バックルにゴムをひっかけるという提案をしています。
実際、ゴムをひっかけるとゴムを取らない限りはバックルを外せない状態になるのです。
リツイート7万弱、いいね9万強と、大変話題となったツイートです。
バックルにカバーをする
バックルを無防備な状態にしていると、気づかぬうちに外される危険性があります。
しかし、カバーなどを用いてバックルを覆えば、外すための手間が1つ増えることになり、犯人に対して抑止力を発揮するかもしれません。
100円ショップなどに売っていますし、自宅のタオルやハンカチを使って、自家製バックルカバーを作っているような人もいるようです。
バックルのない抱っこ紐を購入する
抱っこ紐を買い替える手間はあります。しかし、赤ちゃんと自分自身の安全を考えるならば、惜しむ投資ではないですよね。
もちろん、抱っこする際、下ろす際は今まで以上に負荷がかかることになりますが。
https://twitter.com/goegoecue/status/1174852856597245952?s=20
しかし、ツイートのように、比較的簡単に扱える抱っこ紐もあるようです。模様が可愛いのも赤ちゃんにとっては嬉しいですね。
バックルをかばんや上着で隠す
バックルが隠れていれば、狙われる心配も少なくなります。
しかし、ただでさえ赤ちゃんが重たいのにバックを背負う、夏場の熱い中で上着を羽織るとなれば、それはそれで苦しいですからね。
抱っこ紐外される事件の対策はどこで起こる?
卑劣なバックル外しのいたずらは、人が多く集まる場所で起こっています。
具体的な例で言えば、
- 市営バスの車内
- デパートのエスカレーター
など。人気の多いところではイライラしている人も多いですからね。
赤ちゃんを連れて歩くママたちは、少し気を付けた方がいいかもしれません。
って、気を付けること自体おかしいですよね。普通気を付けるのは、育児ママ以外の周囲の人間。
考えても考えても、バックル外しのいたずらを働く人間の心理が分かりません。
→抱っこ紐「バックル外し」なぜ?動機と犯人逮捕に刑罰はどうなるのか
抱っこ紐外される事件の犯人の特徴は?
犯人は比較的年配の方に多いようです。たしかに、子供の泣き声なんかに怪訝な表情をしている年配の方もよく見かけます。
犯行に至る心理としては、様々なものが考えられますが、
- 自分は配偶者、子供とうまくいっていないから母子の温かな関係にイライラする
- 赤ちゃんを抱く母親は絶対に反撃できないから狙いやすい
- 過去に自分が大事にされてこなかったストレスをぶつけている
といったような心理が多いようです。
あまりにも身勝手な理由ですよね。
そして、犯人には主だった特徴がないこともしばしば。8月にデパートのエスカレーターでバックル外し未遂にあった女性は、その犯人について
「あまりにも普通の人だった」
と述べています。
なかなか見極められないから難しいですよね。年配者には、子供に笑顔を向け、本当に優しくしてくれる素晴らしい方も多数います。
それだけに、年配者だからと疑り深くするわけにもいきませんし、難しいところです。
抱っこ紐外される事件の注意点は?
人が多い場所で事件が起きやすいと述べましたが、だからといって人が少ないところばかりに行くのも危険です。
それは、抑止力となる周囲の目が少なくなってしまうからです。
人が多ければ多い分だけ、人間は「見られている」状態になります。そして、その周囲の目が赤ちゃんの大切な命を救う可能性もあるのです。
ベストなのは、夫や母など、頼れる人物に同行してもらうこと。
犯人は、お母さんも赤ちゃんも抵抗や反撃ができないからこそ、その弱みにつけこんできます。
反面、守ってくれる人がそばにいれば、それだけ犯人も狙いづらくなるのです。
まとめ
- 抱っこひもバックル外しの対策として、バックルを加工したり、バックルを隠したりする方法を紹介しました。
- 抱っこひもバックル外しは、比較的人の多い公共の場で起きることが多いです。
- 抱っこひもバックル外しの犯人には年長者が多いという特徴があります。
赤ちゃんが地面に落ちれば、即死に至る危険もあります。やっていることは通り魔と一緒です。言語道断、許せることではありません。
ただでさえ子育てで大変なお母さんたちを、さらに困らせるようなことは、本当にやめていただきたいです。
以上「抱っこひもバックル外し対策!事件はどこで?犯人の特徴や注意点」でした。