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電子タバコに害はない?アメリカ事例にアイコスやブルームテックにグローまで

昨今、日本社会では「タバコ」に対する規制が非常に強く敷かれるようになっています。紙タバコは百害あって一利なし、ですからね。喜ばしいことです。

しかし、常習的喫煙者にとって、禁煙というのは非常につらいもの。そこで、紙タバコの代替手段として注目されているのが、電子タバコです。

電子タバコには、紙タバコのような害はないのでしょうか?アメリカでの事例、また電子タバコの代表例であるアイコス、プルームテック、グローについて解説していこうと思います。

タバコの害とは?

そもそもタバコを吸うとどのような害が生じうるのでしょうか。一般的に言われているものには、以下のようなものがあります。

  • 慢性閉塞性肺疾患
  • ガン
  • 虚血性心疾患
  • 老化
  • 歯周病

喫煙者は、1箱何百円と支払い、さらに高いたばこ税も支払いながら、このようなリスクと引き換えに、たばこを吸っているのです。周囲の人も、受動喫煙により、同様のリスクを背負わされています。

様々なリスクの元凶にあるのが、タバコに含まれているニコチンとタールという物質。また、喫煙中に生じる副流煙は、受動喫煙の危険性を高めるのです。

電子タバコに害はないの?

電子タバコは、何となく健康に良い(悪くない)という風潮があります。

しかし、決して無害ということではありません。電子タバコを吸うと、どのような害が生じるのか、詳しく説明していきましょう。

軽微な症状

電子タバコを吸うと、頭痛やせき、めまいといったような日常的な軽微な症状が発症しやすくなります。

実際に、それまでは症例がなかったのに、紙タバコから電子タバコに切り替えた途端に発症したという事例もあるようです。

呼吸器炎症

電子タバコにはプロピレングリコールという化学物質が含まれています。この作用によって、人間の呼吸器に炎症が生じることがあります。

プロピレングリコールには、発がん性もあるとされており、日常的に体内に吸引していると、人体に大きな害をもたらすことは想像に難くないでしょう。

受動喫煙のリスク

タバコは喫煙者だけではなく、その周囲にいる人に副流煙を吸引させることで、害をもたらすという危険性もあります。

その元凶は「副流煙」。しかし、電子タバコは副流煙を発生させません。

ということは、「電子タバコで受動喫煙は起こらないのでは?」と考える人もいるでしょう。

しかし、電子タバコは「副蒸気」を発生させます。副蒸気については、電子タバコメーカーが

「有害物質は含まれていない」

と主張をしていますが、科学的な裏付けはなされていません。安全かどうかは不透明であり、実際にいくつかの症例も報告されているようです。

電子タバコと言えどもタバコはタバコ。「タバコだ」という思い込み、それだけで気分を悪くしてしまうこともあるのでしょう。

電子タバコの害|アメリカの事例

2019年8月、アメリカのイリノイ州で日常的に電子タバコを吸引していた人物が、肺の病気を発症して死亡しました。

亡くなった人物は、元々元気に生活をしていたのですが、電子タバコの利用開始後に体調を崩して入院。ほどなくして肺の病気を発症して苦しみ、亡くなったということです。

この人物の具体的な年齢や性別については、明らかになっていません。

アメリカでは、このような電子タバコに関連した症例がほかにもないのかという調査を実施。すると、15州で149件もの症例が報告されたとのことです。

患者の多くは17~38歳という噂もあります。若い人ほど、電子タバコによる害を受けやすいのでしょうか。

電子タバコ(アイコス)

電子タバコと聞いて、最初にアイコスが思い浮かぶという人は多いのではないでしょうか。

街を歩いていても、アイコスを積極的に販売している店をよく見かけるものです。

アイコスを販売しているフィリップモリスジャパンは、

「アイコスは90%以上の有害物質を削減している」

と話しており、健康趣向のタバコとして人気です。

しかし、裏を返せば10%近くの有害物質は残存しているということ。紙タバコと比較して、リスクは軽減できるものの、健康被害を生じる危険性は少なからずあるという認識は持っておかなければなりません。

電子タバコ(プルームテック)

プルームテックは、「健康懸念物質の99%を削減」と謳っており、アイコスやグローが90%削減を主張しているのと比べると、さらに高水準と言えます。

プルームテックの製造元は、JTであり、誰もが知る企業でありますから、それなりに信頼に足る情報と捉えても良いでしょう。

ですので、比較的健康被害は生じにくいと考えられます。しかし、タバコはタバコ。当然ですが、絶対安全というわけではなく、その使い方によっては健康被害が生じるということは、頭に入れておく必要があります。

電子タバコ(グロー)

グローは、電子タバコの中でも特にスタイリッシュな気がして、個人的にその外見は一番クールだと感じています。

アイコス同様に、グローは「有害物質の90%を削減している」と謳っています。

つまり、10%は残存しているというわけなんですね。有害物質がある以上、当然ですが健康被害を生じさせてしまう可能性はあります。

調べてみると、グローを吸い始めてから数週間で入院するレベルまで体調を崩したという人もいるようです。体質によりけりなのかもしれませんが、何となく「グローは安全」というような風潮もあるようなので、注意が必要ですね。

まとめ

  1. 紙タバコを吸うと、様々な健康被害が生じます。
  2. 電子タバコは、紙タバコと比較して安全であるという風潮がありますが、それは誤解です。
  3. アメリカでは、電子タバコを吸っていた人物が死亡したという事例がありました。
  4. 電子タバコの代表的な商品であるアイコス、プルームテック、グローは、有害物質の削減を謳っていますが、健康被害を生じるリスクは当然あります。

電子タバコといえども、タバコはタバコ。健康リスクが和らぐという程度の認識でいた方が良いでしょう。

個人的には、もっともっと政府は規制を強化していいような気もしますが。ただ、やはりタバコは中毒者には、必要不可欠のものとも捉えられますので、まったく無害のタバコが開発されるのを待った方がいいのかもしれません。

以上「電子タバコに害はない?アメリカ事例にアイコスやプルームテックにグローまで」でした。

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