
令和初の箱根駅伝2020。10月26日に予選会も行われ、前年シード獲得校と合わせて、出場大学が決定しました。
そこで、この記事では箱根駅伝2020の注目校そして注目選手を紹介。連覇を目指す東海大学など、優勝予想もしてみました。
正月、家で現地で箱根駅伝を楽しむための手引きとして、ご覧ください。
もくじ
箱根駅伝2020の出場校が決定
10月26日に行われた予選会の結果、箱根駅伝2020の出場校は以下のようになりました。
- 東海大 7年連続47度目
- 青学大 12年連続25度目
- 東洋大 18年連続78度目
- 駒大 54年連続54度目
- 帝京大 13年連続21度目
- 法大 5年連続80度目
- 国学院大 4年連続13度目
- 順大 9年連続61度目
- 拓大 7年連続41度目
- 中央学院大 18年連続21度目
- 東京国際大 3年連続4度目
- 神奈川大 10年連続51度目
- 日体大 72年連続72度目
- 明大 2年連続61度目
- 創価大 3年ぶり3度目
- 筑波大 26年ぶり63度目
- 日大 2年連続89度目
- 国士舘大 4年連続48度目
- 早大 44年連続89度目
- 中大 3年連続93度目
全20校に、予選敗退したチームからの選抜である関東学生連合を加えた21チームが、令和最初のチャンピオンを目指し、競い合います。
箱根駅伝2020の注目校
今年のレースでシード権を獲得、そして厳しい予選会を勝ち抜く。当然どの大学も注目に値するのですが、やはり気になるのは、上位を争うであろうチームですよね。
そこで、今年のレースの成績から、特に注目したい大学を紹介します。
東海大学
箱根駅伝2019で初優勝、平成最後の王座に輝いた東海大学。
11月3日に開催された全日本大学駅伝対校選手権大会でも、優勝を飾りました。ディフェンディングチャンピオンとして臨む箱根駅伝2020。
プレッシャーも当然かかってくることでしょうが、実力通りの走りを見せてくれれば、再び優勝を手繰り寄せられることでしょう。
青山学院大学
原晋監督のもと、平成27年大会の初優勝から4連覇という偉業を成し遂げた青山学院。
現在のランナーには、箱根駅伝での優勝を見て入学したというメンバーも多く、4連覇達成時以上に有力なランナーが揃っているとの噂もあります。
11月3日の全日本大学駅伝対校選手権大会では、東海大学に次ぐ2位。10月14日の出雲駅伝では5位に甘んじており、残る最後のタイトルは死に物狂いで狙ってくるでしょう。
國學院大學
10月14日の出雲駅伝で、見事優勝を飾った國學院大學。2位の駒澤大学とは、総合成績わずか8秒差というデッドヒートとなったレースを制しました。
しかし、2冠目を期待された全日本大学駅伝対校選手権大会では、7位。煮え切らない結果となったことでしょう。
このレースでは、一時12位と低迷しながらも4位に急浮上した時間帯もありました。それだけに、戦略次第では十分上位進出も期待できます。
駒澤大学
常に優勝候補に挙げられながらも平成20年大会以来優勝がない駒澤大学。
今年は、出雲駅伝で2位、全日本大学駅伝対校選手権大会で3位と、共に好成績を残しています。それだけに、期待されるのは箱根での戴冠です。
筑波大学
優勝候補というわけではありませんが、26年ぶりの出場ということで大きな話題を集めているのが筑波大学。
ランナーたちは最も年上でも22歳、23歳でしょうから、筑波大学が箱根で走ったことを知らない選手ばかりです。
しかし、63回目の出場というのは、全出場校の中でも上位の数値。伝統校が久しぶりの箱根で躍動する姿を見たいですね。
箱根駅伝2020の注目選手
箱根では、総合成績ももちろんですが、各区ごとの区間賞にも注目です。例年、驚異的な走りを見せるランナーも多くいるもの。
駅伝はチームスポーツと言えども、結局は一人ひとりの走りのつなぎ合わせですからね。そこで、特に注目したい選手について、紹介したいと思います。
西山和弥

東洋大学の西山和弥。2年連続で1区の区間賞を獲得しており、箱根駅伝2020でも、東洋大学のスタートダッシュを担うであろうと注目されています。
しかし、5区を任された全日本大学駅伝では、首位でタスキを受けたもののまさかの失速。東海大に26秒差を逆転され、結局そのままチームは5位まで順位を落とすことになりました。
1区3連覇はもちろん、リベンジを期すレースになるでしょう。
吉田圭太

学生トップクラスの実力があると言われている青山学院大学の吉田圭太。
2018年の三大駅伝では、すべて区間賞を獲得するなど、その実力を見せつけました。さらに1年間トレーニングを積んだことで、レベルアップは間違いなし。
どの区を任されるのかは分かりませんが、いずれにせよ区間賞を争う力走をしてくれることが期待されます。
浦野雄平

箱根駅伝2019において5区で圧巻の走りを見せ、区間新記録を樹立した國學院大學の浦野雄平。
2019年に入って、次々と自己新記録を樹立しており、その成長スピードは現在の学生長距離界でナンバーワンとも言われています。
優勝候補の一角にも挙げられる國學院大學の成績は、浦野雄平の走りにもかかっているでしょう。おそらく箱根駅伝2020でも5区を任されることに。國學院大學に往路優勝をもたらすことができるでしょうか。
相沢晃

注目の國學院大學・浦野雄平と出雲駅伝を同タイムで力走した東洋大学の相沢晃。
箱根駅伝2019では4区で区間新記録を樹立した、東洋大学の絶対的エースです。また、2019年は学生ハーフそしてユニバーシアードでも頂点に。
学生最後のレースでも、圧倒的な走りを見せてくれることに期待ですね。
このほかにも、戦国駅伝と言われている今大会、新たなスター選手が出てくる可能性も十分あります。
また、今回初めて箱根を走る1年生ランナーも、駒澤大学の田澤簾や中央学院大学の小島慎也などの注目選手も。
個々人の争いにも期待しましょう。
箱根駅伝2020|東海大学ランナーは誰?
まず、2019年大会でエントリーされていた1~3年生は、今大会もエントリーされる可能性が高いでしょう。そのメンバーがこちら。
- 鬼塚翔太
- 郡司陽大
- 河野遥伎
- 小松陽平
- 阪口竜平
- 關颯人
- 館澤享次
- 中島怜利
- 西川雄一朗
- 松尾淳之介
- 鈴木雄太
- 西田壮志
- 本間敬大
このうち、出雲駅伝を走ったのが
- 西川雄一朗
- 阪口竜平
- 鬼塚翔太
- 西田壮志
加えて、塩沢稀夕と市村朋樹も走りました。
そして、全日本大学駅伝を走ったのが、
- 小松陽平
- 西川雄一朗
- 塩沢稀夕
- 西田壮志
- 市村朋樹
- 郡司陽大
- 松尾淳之介
- 名取燎太
もちろん、その時々の体調、怪我の具合、そして調子にもよりランナーは変わってくるでしょう。しかし、東海大は選手層が分厚いですね。
もしかしたら、箱根で区間賞を取るよりも、東海大学でのランナーに選ばれることの方が難しいのかもしれません。
箱根駅伝2020|優勝予想
最後に、ズバリ私の優勝予想をしたいと思います。
箱根駅伝2020の優勝は、王道ですが東海大学ではないかと考えています。
というのは、やはり昨年の優勝を経験したメンバーが多いということ。経験値は非常に大きな武器になりますので、捻りはないですが、東海大学を推すことにします。
加えて、全日本大学駅伝で頂点に輝いたことも好材料。その勢いを持って、箱根のレースにも臨んでくるはずです。
まとめ
- 10月26日の予選会をもって、箱根駅伝2020の出場校が確定しました。
- 前回王者の東海大学を始め、多くの注目校があります。
- 箱根駅伝2019で活躍した選手も多く、新たなスターの誕生にも期待です。
- 私の優勝予想は東海大学です。
いつも正月は実家でぐうたらしている私からすれば、正月から真剣勝負を繰り広げているランナーたちには頭が上がりません。
是非、最高のコンディションで当日を迎え、それぞれが素晴らしい走りを見せつけてほしいところです。
以上「箱根駅伝2020の注目校と注目選手!東海大学ランナーに優勝予想が熱い!」でした。