
現在中学1年生の悠仁親王。皇室の子供はみんな学習院に通うイメージですが、悠仁さまは現在お茶の水女子大附属中学校へ通っています。
学習院になぜ行かないのでしょう。
そして、まだ先の話ですが、高校の進学先候補として名乗りを上げているのが、農大一高(東京農業大学第一高等学校)。
農大一高はどんな学校なのでしょうか、その評判について、さらにどんな有名人を輩出しているのか、農大一高卒業生の私が解説していきます。
もくじ
悠仁さまは学習院になぜ行かない?
皇族では戦後初めて学習院以外の中学校に進学した悠仁さま。一体なぜ、学習院ではなく、お茶の水女子大附属中学校を選ばれたのでしょうか。
いくつか考えられる理由を紹介します。
学習院では視野が狭くなる
2014年、佳子さまが学習院大学を退学し、国際基督教大学(ICU)に再入学しました。
その理由として佳子さまは
「幼稚園から高校まで学習院に通っており、限られた一つの環境しか経験できていないと感じることが多くございました」
と述べています。
たしかに、ずっと同じ環境にいると井の中の蛙状態になってしまいますからね。
悠仁さまも、学習院だけの窮屈さを避けるべく、御茶ノ水へと進学したのでしょうか。
学習院への不信感
2010年、学習院に通っていた愛子さまが数日間連続して学校を欠席するということがありました。
その際に報じられたのは、愛子さまに対するいじめ。
学校側は、乱暴な生徒がいたものの、直接的ないじめはなかったと否定しましたが、愛子さまが精神的に不安定に陥り、学校を欠席せざるをえなくなったのは事実。
皇室が悠仁さまの学習環境として、学習院は不適であると考えたのかもしれません。
皇室=学習院ではなくなった
悠仁さまの姉に当たる眞子さま、佳子さまはともに学習院から外の世界に飛び出しています。
その2人の姿に影響を受け、悠仁さまも外の世界で学びたいという気持ちが強くなったのかもしれません。
近くにいる人間の姿には、大きな影響を受けるものですからね。
悠仁さまの進学先候補 農大一高の評判は?
2019年9月28日、農大一高の文化祭に姿を見せた悠仁さま。その理由は、高校の進学先として農大一高を考えているから、だと言います。
悠仁さまが通っているお茶の水女子大附属中学校は、男子は内部進学できません。それは、高校から完全に女子校になるためです。
では、悠仁さまの進学先候補に上がっている農大一高、一体どんな学校なのでしょうか?その評判をまとめてみました。
- 校則が厳しい。
- 自称進学校。文武両道は難しい。
- 偏差値の割に大学進学実績は十分。
- 学校行事が少なすぎる。
- ヲタク系が多い。
- いじめは少ない。割と平和。
全体的に、可もなく不可もなくといったようなところ。しかし、実際に農大一高に通った身として、まだまだ全然情報が足りない気がしますので、付け加えさせていただきます。
→悠仁さまの農大一高はなぜ?偏差値に部活は!【卒業生が解説します】
悠仁さまの進学先候補 農大一高卒業生が解説
およそ10年ほど前、農大一高で勉強をしていたこの私。調べたところ、過去も現在も大きく変わっているところはなさそうなので、卒業生ならでは情報を紹介しましょう。
- アクセスが悪すぎる
農大一高は、立地は最悪です。地図を見てみましょう。
「最寄り駅はどこ?」と言われると、非常に難しい位置にあるのです。
具体的には、小田急線経堂駅から徒歩20分、東急田園都市線用賀駅からバスで15分、東急田園都市線桜新町駅から徒歩で25分、東急世田谷線上町駅から徒歩15分。
上町駅が最も近く感じますが、世田谷線は超田舎路線。ユーザーはほとんどいません。
私は3年間、桜新町駅から徒歩で通っていましたけど、本当に遠かったな・・・
- 校舎がめちゃめちゃ綺麗
農大一高の誇るべきポイントは、校舎の綺麗さです。とにかく、本当に綺麗。
トイレもホテル並みかと思うくらいです。
教室環境も冷暖房完備で、大きな窓からの採光もピカイチ。ロッカーも鍵付きでセキュリティーはバッチリ。
さらに素晴らしいのが廊下の広さ。何と幅4メートルという広々空間。
- 行事が少なすぎる
農大一高の行事は、文化祭、修学旅行くらいしかありません。なんと体育祭はなし。
クラスマッチ(球技大会)の開催がありますが、雨が降ったら中止。予備日も設けられていません。
行事でエンジョイする高校生活を望んでいる人は、農大一高は向いてないですね。
- 学食が狭い
中高合わせて1500人近くの生徒がいる農大一高。しかし、学食が狭すぎる。
食事自体もそんなに美味しいわけではありません。でも、学食の上にある購買部のプリンは安くて美味しかった覚えがあります。
- グラウンドが狭い
農大一高のグラウンドは、全面人工芝です。当初は超劣悪な芝でしたが、2010年に張り替えを敢行し、上質な芝へと生まれ変わりました。
しかし、いかんせんグラウンドが狭すぎるのです。
狭いグラウンドを、野球部、ラグビー部、サッカー部、陸上部、ハンドボール部が分け合うというカオスっぷり。
一本道路を挟んで向かいに東京農業大学があり、そちらには400mトラック&サッカーコート1面、野球場もありますので、部活によっては大学を借りることもあります。
- 男女比は2:1程度
男女比は大体2:1程度。文系クラスだと半々の割合ですが、理系クラスになると3:1~4:1程度。
そして気になる女子のレベルですが、これについてはノーコメントでお願いします(笑)
大丈夫、もちろん恋はできます。
- 学校から徒歩3分の「百麺」がうますぎる

農大一高生のほとんどが愛するラーメン屋「百麺」のラーメンは絶品です。
私も学校帰り、何度も何度も足を運びました。
別の店舗では、ドラマの撮影にも頻繁に利用されていました。
もう10年近く食べてませんが、無性に食べたくなってきました。
- 「ダンドリ。~Dance☆Drill~」の撮影地になった
2006年に放送されたドラマ「ダンドリ。~Dance☆Drill~」。その撮影の現場となったのが農大一高です。

榮倉奈々が主演、ほかにも加藤ローサや国分太一などが出演していました。
進路相談室にポスターが貼ってあったのですが、加藤ローサのあまりの可愛さに、進路面談の話が右から左になったのを昨日のことのように覚えています(笑)
農大一高が輩出した有名人は?
農大一高出身の有名人には、以下のような人たちがいます。
- 外村哲也
- 小原匡博
- 師玉祐一
- 永井雄一郎
- 磯崎竜一
- 小野信義
- 乙黒靖雄
- 野沢直子
主にスポーツ関連が多いですね。ただ、部活動がそれほど強いわけではなく、農大一高に通ってはいたものの、外部のチームで活動していたという人が多くいます。
個人的に最も誇らしさを感じるのは野沢直子です。いつかのネプリーグで、ネプチューンを笑わせまくっていた姿が圧巻でした。
まとめ
- 悠仁さまが学習院に行かない理由は、諸説あります。
- 悠仁さまの進学先候補とみられる農大一高の評判は、可もなく不可もなくといった印象です。
- 卒業生の視点として、農大一高は校舎は抜群の綺麗さという長所に対し、行事の少なさという短所があると感じます。
- 農大一高出身の有名人は、特にスポーツ選手が多くいます。
もし、本当に農大一高に入学することになれば、悠仁さまは私の後輩になるという訳ですね。非常にワクワクします(笑)
ただ、農大一高の先生方は内心複雑でしょうね。とにかく、指導が難しくなりそうと感じるのが本音です。
以上「悠仁さまは学習院なぜ行かない?農大一高の評判に有名人は【卒業生が解説します】」