
就職先や大学が決まり、憧れの一人暮らしを始める人も多いのではないでしょうか?一人暮らしって、とてもワクワクしますよね。
でも、一人暮らしってお金がかかります。
少しでも安く済ませたいものです。
そんなとき、「一人暮らしの初期費用って、いくらぐらいかかるんだろう?」「敷金礼金なしってどういうこと?」など、疑問がたくさん出てきますよね。
そんな一人暮らしを始めるにあたっての疑問を解消していきましょう!
もくじ
初期費用ってどれぐらいかかるの?
部屋を借りるときに必要な費用
この費用の目安は、家賃の5ヶ月分と言われています。
その内訳について、見ていきましょう。
敷金(家賃の1ヶ月分が目安)
賃貸物件を借りるときに、大家さんなどに保証金として預けておくお金です。
使い道としては、退去時の原状復帰の修繕費などです。
部屋をきれいに使っていて、どこも修理するところがなければ、退去時に返金されることが多いです。
礼金(家賃の1ヶ月分が目安)
賃貸物件を借りるときに、大家さんに謝礼として払うお金です。
返金されることはありません。
前家賃(家賃2ヶ月分)
入居前に入居月・翌月の家賃を支払います。
月の途中から入居の場合は、日割り計算になります。
仲介手数料(家賃の1ヶ月分が目安)
物件を借りたのが大家さんではない場合、仲介手数料を支払います。
その他
火災保険・管理費・共益費など
家賃が5万円だった場合、部屋を借りるだけで約25万円の費用がかかることになります。
「敷金礼金なし」物件が魅力的に思えますよね。
だって、10万円も浮くんですから。
引っ越しにかかる費用
この費用は、約3~10万円と言われています。
引っ越し料金は、「時期」「距離」「荷物の量」によって料金が変わります。
一人暮らしの「荷物の量」は、それほど多くないと思うので、ポイントは引っ越しをする「時期」になります。
引っ越し業者が忙しい時期は、3月・4月・ゴールデンウイークと8月・9月と言われています。
また、土日祝日も忙しいです。
この時期を避けることも、初期費用を抑えるポイントになります。
家具・家電・生活必需品をそろえるためにかかる費用
この費用は、平均20万円と言われています。
一人暮らしの場合、家具を実家から持ち込んだり、今は家具家電付き物件もたくさんあるので、工夫次第で初期費用を抑えることができそうです。
一人暮らしにテンションが上がって、無駄な出費をしないよう注意したいですね。
「敷金礼金なし」物件には要注意!
物件を決めて、引っ越しをして、家具・家電をそろえるだけでも、約50万円はかかりそうです。
やっぱり一人暮らしの初期費用には、お金がかかりますね。
そんなとき、魅力的なのが「敷金礼金なし」の物件。
でも、ちょっと待ってください!!!
「敷金礼金なし」物件を選ぶときの注意点があるので、見てみましょう。
退去時に修繕費・クリーニング代を請求される
退去するときには、部屋を原状復帰することが基本です。
敷金としてお金を預けていない分、退去時に請求される場合があるんです。
場合によっては、敷金を支払うより高くつくこともあります。
相場よりも家賃が高い
通常の家賃よりも高く設定されているので、長く住めば住むほど損をすることになります。
人気がなく、空室が多い
駅から遠いことや住環境が悪いなどの理由で、入居者がいない物件があります。
そのような物件は、初期費用を安くして入居者を増やそうとしていることがあります。
物件が老朽化している場合も、同様に初期費用を安くしている場合があります。
違う名目で費用を請求される
鍵交換費や入会金など、いろんな名目で費用を請求される場合があります。
物件の契約をするときは、しっかり契約書に目を通し、その他にお金がかかるところがないか確認しましょう。
「敷金礼金なし」で初期費用が安くても、退去時やその他にお金がかかるのは嫌ですよね。
一人暮らしの初期費用を抑えたい!『敷金礼金なし』物件には要注意!まとめ
- 初期費用には3種類の費用がかかる
- 部屋を借りるときに必要な費用(家賃の5ヶ月分)
- 引っ越しにかかる費用(約3~10万円)
- 家具・家電・生活必需品をそろえるためにかかる費用(平均20万円)
- 「敷金礼金なし」物件には要注意!
- 退去時に修繕費・クリーニング代を請求される
- 相場よりも家賃が高い
- 人気がなく、空室が多い
- 違う名目で費用を請求される
一人暮らしって、わからないことばかりですよね。
「初期費用を安く抑えたいから、敷金礼金なしの物件にしよう!」って考えてしまう人はたくさんいると思います。
私もその一人でした。
でも「なんで敷金礼金なしなんだろう?」って調べ始めたら納得しました!
私の場合は、駅からかなり遠いし、写真で見るよりかなり古い物件でした。
敷金はかかるけど、礼金がかからない「敷金あり礼金なし」物件もあります。
こっちの方が安心ですよね!
損をしないためにも、しっかり調べて納得してから契約しましょう。
一人暮らしの良いスタートが切れるといいですね!
以上、「一人暮らしの初期費用を抑えたい!でも『敷金礼金なし』物件には要注意!」でした。