実家から飛び出して憧れの一人暮らし。
「これからは自由きままに生活できて最高!」そんな期待を胸にいざ生活しはじめて壁にぶち当たるのがお金のもんだい。
生活をするにあたり必ずかかる光熱費ですが、平均でどのくらいかかるものなのでしょう?
今回は一人暮らしをしている社会人の平均光熱費をリサーチしました。
一人暮らしの生活の中で、光熱費も含めかかる「生活費」を知っておきましょう。合わせて知っておきたいコツコツできる節約術もご紹介。
一人暮らしの月あたりの平均金額はいくら?光熱費って?
これまで実家暮らしだった方は、光熱費がどれぐらいかかっているのか知らない方も多いと思います。
- 全世代の水道光熱費
平均:11,380円
男性平均:10,590円
女性平均:12,077円
- 34歳以下の水道光熱費
平均:6,959円
男性平均:6,294円
女性平均:7,980円
上記が「総務省家計調査報告」の平均値です。
全世代と34歳以下の平均値を比べると大幅に違うことが分かります。
一人暮らしの若い世代は、仕事が終わってから出かけるなど、家にいる時間が短い人が多くいるため水道、電気、ガスを最低限しか使用しない傾向にあるようです。
光熱費は地域によってばらつきがあるため、どれぐらいかかるか心配になる方もいらっしゃることでしょう。
ネット調査をしていくうち総合的な平均値を見てみると、一人暮らしの平均値はおよそ10,000円前後で収まっています。
家族分の光熱費よりは安いとはいえ、社会人になりたてて給料も少ないあいだの10,000円は正直高額で痛い出費となります。
電気・ガス・水道料金
- 電気料金
電気料金は季節に左右されることが多く、春秋では3,000円程度ですが、夏冬になると7,000円近く料金がかかってしまいます。
なぜなら一番電力を消費しているのが、エアコンだからです。
エアコンをつけっぱなしで寝たりすると、電気料金はもっとかかります。
意識して温度調節などをしていくと、10,000円を超えることはまずないでしょう。
毎日帰宅したらエアコンのスイッチをいれる、タイマーで自宅にいる時間はフル稼働、そんな贅沢な使い方をしていたら特に夏.冬の電気代はおそろしいほど跳ね上がります。
- ガス料金
月々のガス料金を平均すると、3,000円~5,000円ですが、都市ガスであればもっと費用を抑えることができます。
プロパンガスの料金は、都市ガスの倍近く費用が掛かります。
できれば使用できるガスの種類を聞いてから、物件を探すのもいいかもしれません。
そしてガスはお風呂や料理で使いますが、自炊のポイントは長時間火をつける煮物などは避けるか「圧力鍋」など時短で調理できる便利グッズをあらかじめ揃えておくことをおすすめします。
- 水道料金
水道料金は、月々3,000円程度ですが、こちらはお住まいの地域によって変わってきます。
高くても、水道料金の基準値を超えることは滅多にありませんが、お風呂が好きな方は注意が必要です!
浴槽満タンにお湯を張ったり、シャワーを流しっぱなしの生活を続けていると、水道料金が跳ね上がりますのでご注意を。
生活に必要なその他費用
光熱費とは、ガス料金、電気料金、水道料金と生活に必要なエネルギーにかかる費用を指しています。
そしてその他にも、「生活費」となるものが
- 家賃
- 食費
- 日用品
- 交通費
- 通信費
- 交際費
など、たくさんあります。
一人暮らしの社会人が生活をしていくうえで必要なものばかりですね。
支出を抑えて節約しよう!
一人暮らしに必要な支出を抑える節約法をご紹介!基本的なことから、大事なことまで。
家賃低い物件を探す
地域差はあるもののワンルーム平均家賃は、月5.6万前後であることが多く、毎月の支出の3分の2を占めているという方が多く見られます。
そのため、とにかく安い物件を見つけることがポイント。
家賃が低いということは、それだけ他の生活費に回せるお金が増えるということです。
食費節約には自炊が一番
節約のためには「できるだけ自炊をする」「食品を安くゲットする」など、上手にやりくりしていくことが大切です。
私も一人暮らしをする際、実家のおばあちゃんに「自炊のいいところは、節約と健康で居れることだよ」と口うるさく言われていました笑
外食をするより自炊をした方が、はるかに経済的で健康的、1回の外食で1,000円使うなら、そのお金で4日分もの食品を購入することだってできるのです。
スーパーでは夕方になるとお惣菜に「半額」「割引」シールが貼られます。それを狙っていくのもいいですね。
光熱費や水道代を抑える
電気料金、ガス料金、水道料金の節約アイディアをご紹介!
- こまめに水を止める
- 洗濯にはおふろの残り湯を使う
- お湯の設定温度を一度下げる
- コンセントはこまめに抜いて待機電力をなくす
- 電気契約のアンペアを下げることで電気代が制限される
- 食器は大きな桶などに水をためて、泡を流すと少ない水で洗える
- 電球をLEDに換えると消費電力が抑えられる
上記はあくまでも参考にしていただきたいもので、「塵も積もれば山となる」とあるように毎日コツコツと節約していくことが一番のポイントです。
社会人1人暮らしの生活費まとめ
- 社会人一人暮らしの光熱費平均は10,000円前後
- 女性と男性では使う光熱費が違う
- 34歳以下は光熱費が少ない傾向にあるが給料面から生活を圧迫する
- 光熱費以外にも生活費や費用がたくさん掛かる
- 生活の中であらゆる節約をしていく
電気やガスの契約を見直すだけではなく、水道や電気を使う際の習慣を改めることで大幅な節約につながることが分かりました。
一人暮らしの光熱費平均値を基準にして生活し節約していくと、社会人としての知識も身についてくると思います。
私も、電気料金の見直しなど、社会人になって一人暮らしになってから分かったことなので勉強になりました。
今では、待機電力やお風呂の残り湯など、応用が利くような節約をコツコツしています。今月は頑張ったからと成果を見るのも、楽しみの一つです。
これから一人暮らしをはじめるあなた、光熱費平均を意識して生活してみてください!
以上、一人暮らしの光熱費は平均いくら?社会人生活知って得する節約方法でした。