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ホームレス避難所受け入れ拒否問題に賛否の声!臭いと衛生面に今後の対策は?【台風19号】

引用元:https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3804578.html

日本列島に甚大な被害をもたらした台風19号。多くの地域で「警戒レベル4」異常となり、避難した方も多いでしょう。

そんな中、問題になったのが「ホームレスの避難所受け入れ拒否問題」。自治体の判断に対しては賛否の声が。

受け入れ拒否と判断したところでは、臭いや衛生面を鑑みてのことだったようですが、人命救助の観点から言えば何とも言えませんよね。

この先も同様の問題は起こり得ます。今後どのような対策をしていけばよいのでしょう。この記事で考察してみたいと思います。

ホームレス避難所受け入れ拒否問題

迫りくる台風の恐怖。2019年の台風19号の接近に際し、多くの人が避難所へと避難しました。

強い風雨の中、びしょ濡れになりながらもなんとか到着した避難所。そこで何と、受け入れを拒否されるという出来事があり、話題となっています。

問題となっているのは、東京都台東区の避難所。受け入れ拒否の対象となったのは、2人のホームレスでした。

台東区の職員は、「住所の無い方には避難所を利用させないように」という命令を受けていたといいます。

ホームレス避難所受け入れ拒否問題に賛成の声

まずは台東区の決定に対しての賛成の声を紹介しましょう。

(賛成意見)

  • 「身なりや衛生的な問題、他の避難者の不安感など、いろいろ考えて受け入れなかったのでしょう。」
  • 「避難所でホームレスと隣になって匂いとかあるだろうし(もしかしたら、何か無くなるかもしれない)平気ですか?ほとんどの人が嫌だと思うけど。」
  • 「社会からドロップアウトしたのだから、都合のいい時だけ支援を仰ぐのは、ムシが良すぎる。」
  • 「いくら人命最優先って言っても不衛生が原因で他の避難者に迷惑がかかる事を思うと簡単にどうぞとは言えません。」

他の利用者への配慮の観点から、ホームレスの受け入れ拒否は合理的な判断と、台東区の決定に賛同する声が多くありました。

実際に私も台風19号の際、近所の公立中学校に避難しました。そこにはホームレスの方はいませんでしたが、溢れんばかりの人で、正直言って環境はもの凄く悪いです。

ほぼ全員がびしょ濡れ状態で入所してきますし、超ムシムシ。私の避難所に、もしホームレスの方が入ってきたらと思うと、ちょっとゾッとしますね。

1人のホームレスを受け入れたことで、他の方が体調を崩し、結果体調不良が多発するというような二次的災害も想定できます。

ほか、盗難の危険性等も含めて、総合的にホームレスを受け入れることにはデメリットが大きいと感じる部分も否めません。

ホームレス避難所受け入れ拒否問題に反対の声

一方、当然ながら反対の声もありました。

  • 「ホームレスであっても命の危機があるのだから避難させるべきだと思う」
  • 「公的機関が先導して差別をするのはいかがなものか」
  • 「ホームレスは死んでもいいという判断なのか?」
  • 「すべての人に危険が差し迫った状況で、人をえり好みできる神経が分からない」

たとえホームレスだとも一人の人間。そして、その命の重さに軽重はなく、すべての人を平等に受け入れるべきだという主張が多々ありました。

たしかに、警戒レベル4、全員避難を呼びかけている状況での受け入れ拒否は、「あなたの命は守りません」と言われたようなもの。

しかし、こういった反対意見を述べる人に対しては、

  • 「じゃああなたなら家にホームレスを避難させるの?」
  • 「避難所で周囲をホームレスに囲まれても我慢できる?」
  • 「結局他人事だからきれいごとが言える。もし、受け入れていたら台東区には今回以上に苦情が来たはず」

といったような反論もありました。

全体的に見れば、台東区の「ホームレス受け入れ拒否」の判断を支持する声が多くありますね。

ホームレス受け入れの課題|臭いと衛生面に今後の対策は?

受け入れを拒否されたホームレスは、結果として外で傘の下で風雨をしのぐという形になりました。

そして、10月15日、台東区長は

「対応が不十分であり、避難ができなかった方がおられたことにつきましては、大変申し訳ありませんでした」

とのコメントを発表。今後はすべての人を災害時に支援できる方策を検討するとしています。

しかし、実際にホームレスを避難所に受け入れるとなると、賛成意見の方が多く指摘するように、臭いや衛生面における悪影響が危惧されます。

根本的な解決策としては、ホームレスへの福祉施策を充実させ、そもそもホームレスの存在を0にすることです。しかし、当然予算がかかることであり、税金を払っていないホームレスに対して公費で手厚い保護をするとなると、批判も必至。

また、次の災害がいつ来るかも分かりません。もしかしたら、明日かもしれません。

そのような差し迫った状況において、取りうる現実的な対策には、どんなことがあるでしょうか。

台東区は課長級の検討組織を立ち上げ、今後の災害時の受け入れ態勢を検討するとしています。どのような方策が提案されるのか、注目しておきましょう。

まとめ

  1. 2019年10月12日に日本列島を襲った台風19号。台東区の避難所では、ホームレスの受け入れを拒否するという出来事がありました。
  2. 衛生面や他の避難者の安全面から、台東区の決定を支持する声が多数ありました。
  3. 一方で、ホームレスの人格を無視したような扱いに、疑問を呈する声もいくつかありました。
  4. 台東区はホームレスの受け入れ拒否を謝罪、今後の対策を検討するといています。

ホームレスの避難所受け入れに対しては、どちらの決定をしたとしても、多かれ少なかれ批判はあったはずです。非常にデリケートで難しい問題と言わざるを得ないでしょう。

不幸中の幸いですが、ホームレスの男性が命を落とすことはありませんでした。

今回の一件を機に、万人が納得できるような方策を示してほしいですね。

以上「ホームレス避難所受け入れ拒否問題に賛否の声!臭いと衛生面に今後の対策は?【台風19号】」でした。

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