
2019年4月19日、池袋で通行人を次々と跳ね、2人を死亡させた飯塚幸三。しかし、現行犯逮捕されなかったということで、大きな話題となりました。
車の性能のせいというような本人のコメントもあり、反省していないのでは?との批判も。これだけ重大な事故を起こしながら、なぜ飯塚幸三は捕まらないのでしょうか。
インタビュー動画やツイッターで殺到している批判についても、紹介していきます。
飯塚幸三は反省なしか?
飯塚幸三は10月26日、テレビのインタビューに答え
- 「おごりがあった」
- 「反省している」
- 「自分の体力には自信があった」
- 「おわびの気持ちを持ち続けている」
などと回答。しかし、それに加えて「車の性能に改善が必要」とのコメントも。
反省していると述べながらも、暗に車の性能に問題があったかのような発言をしたことで、「全く反省していないのでは?」と思わざるを得ない状況となっています。
ここまで開き直れる神経はちょっと理解できませんね。
飯塚幸三はなぜ捕まらない?
飯塚幸三は、クボタの元副社長。勲章受章者です。
さらには、元通産省の高級官僚という肩書きもある人物。
ということで、オカネの力、官僚によるもみ消しによって、逮捕されていないのでは、と推測されていました。普通、2人の死者を出すような人間は、現行犯逮捕されて当然ですからね。
ニュースでも「飯塚幸三さん」と、何故か敬称がつけられるなど、凄まじい違和感を覚えた人も少なくないはず。
しかし、11月9日の報道によれば、ついに来週飯塚幸三は書類送検されることが決まりました。
これまでは、自動車の安全性能に問題があったのでは、ということで逮捕を見送ってきたのですが、「飯塚幸三による自動車の操縦ミスが原因」ということで結論付けられたためです。
飯塚幸三のインタビュー動画が公開|ツイッターで批判殺到
TBSニュースに、飯塚幸三のインタビュー動画が公開されていました。
このインタビュー動画は、批判殺到。元々何の弁護の余地もなかったところに、自らの「車の性能の改善が必要」というコメントが火に油を注ぐ形となりました。
寄せられた数々の批判コメントがこちら。
- 「まさに老害」
- 「2人の死者を出してほかの人にもケガを負わせておいて、体力に自信があっただと?」
- 「飯塚幸三はただの殺人鬼」
- 「ここまで人々をイラっとさせられる人物は稀」
- 「現代の車以上の安全性を求めるって何?」
- 「車のせいにする飯塚幸三を許すまじ」
私も、多くの方々と同意見です。車の性能が悪いならば、とっくにあちこちで毎日のように同様の事故が起きているはず。しかも、飯塚幸三が運転していたのは高性能で有名なトヨタのプリウスですからね。
そもそも、高齢者ドライバーの運転は大きな危険が伴うものです。もう、高齢者の運転免許証は自主返納ではなく、特定の年齢を境に強制返納、免許失効とすべきではないでしょうか。
高齢者はタクシーを安乗りできるとか、そういった制度ができても、状況が少しは改善していくような気がします。
まとめ
- 飯塚幸三は事故原因を車の性能のせいにするなど、反省の態度がないと批判を受けています。
- 飯塚幸三が捕まらないのは、大企業の元役員であることや元高級官僚であるといったことが理由であると考えられています。
- 飯塚幸三のインタビュー動画には、ツイッターで批判が殺到する事態となっています。
飯塚幸三はようやく書類送検ということですが、ここまで時間がかかると、被害者や遺族が大きな苦しみを味わうということは、お偉いさんも分かってほしいところですよね。
もちろん、書類送検されたからといって、何かが戻ってくるというわけではないのですが。
以上「飯塚幸三は反省なしか|なぜ捕まらない?インタビュー動画にツイッター批判殺到」でした。