
「イキリパスタ」「イキリパス太郎」という聞きなれないワードが最近話題に。どうやら炎上しているパスタ店があるようです。
その店はすでに特定、さらに店主はバッカスという人物という情報も。
そもそもの炎上理由は、レストランで親子がパスタしか注文しなかった事。それって駄目なんでしょうか?
この記事で、調べてみたいと思います。
イキリパス太郎とは?
親子2人がレストランに来店し、パスタしか注文しなかったことを批判するツイートがありました。
現在、ツイートは削除されているのですが、ツイートの内容は
ディナーで予約していない親子(中学生)が来店
席も空いていたので案内した
オーダーを聞きに行くとパスタ2品のみ
前菜やメイン料理のオーダーを尋ねるといらないと言う
一応リストランテなのでパスタのみでのオーダーは受け付けていないので最低料金を下回る場合、席料を頂戴する旨を伝えるすると、あろうことか言うに事欠いて
「二人ともあまりお腹が空いていないんですけど…」
このセリフどう思いますか?
レストランですよ?
お腹を空かせたお客様が少しでも美味しい料理とワインを楽しみに来る場所がレストランです
料理人が食べる人の事を考えて長い歳月をかけて修行し勉強し少しでも良い食材を限られた予算の中で探し出し
朝から晩まで休む間も無く仕込みと試作
その一皿が出来上がるまでに途方も無い時間と経験を掛けて仕上げる料理を食べに来るのに
2人ともあまりお腹が空いていないんですけど?
じゃあレストランに何しにくるんですか?レストランはコンビニやファミレスではありません。
お酒が飲める飲めないは体質などもあり仕方のないことはあります。
しかし、「お腹が空いてない」この軽率な発言がどれだけ料理人とそのレストランを運営しているスタッフにとって侮辱的か理解していない方が多いように思います。予算や経済状況があるのは分かります。
しかしお客様が求めるサービスと美味しい食事があるように、お店にもお客様に求める最低限の予算とモラルはあります。
予算が少ないようなら前もって電話やネットなどで確認するなりツールはいくらでもあります。予算を確認することは決して恥ずかしい事ではありません
予算が届かなく来店出来ないのは仕方無いと思います
特別な記念日やハレの日にレストランで普段では食べられない料理とサービスを受けるために、努力やお金を貯めて予約して頂ければいいと思います
料理人もフロアもその為に努力しています今では不景気に煽られグランメゾンや外食、酒離れなどが深刻化している昨今
千円そこらで食事できるカジュアルなお店が増えるのも分かります
しかしそんなチェーンの様な料理をしていない店とは違い個人店や名店と言われる店の料理人は生半可な覚悟や修行をしてきた訳ではありません大枚を叩けとは言いません
身の丈にあったお店選びや来店前にでも予約するなどお客様も(食べる準備)をして頂きたいと思います。
軽食や小腹を満たすためなら日本は世界一コンビニやファミレスが多い国(笑)なのでそちらで賄った方が良いと思いますもう少し食に対する意識の低さ、飲食店を下に見る風潮は改善したいと思う出来事でした。
最後に1つ
飲食店の[サービス]は給仕の意味で、決して奉仕や無料で提供される意味で使われる[サービス]ではありません。
味、知識、空間、提供と全てがサービスです!
そのひとときを堪能しに来てください。
お客様は神様と言われる商売において、その神様を批判する発言。
「パスタ2品だけの貧乏人は来るな」というツイートもあり、大炎上。
ツイッター民の気分を害する内容だったこと、また高級店ではなく、1000円台のランチを出すような普通のお店だったということもあって、「イキリパスタ」「イキリパス太郎」という言葉が誕生するに至ったのです。
イキリパス太郎の店が特定!
イキリパス太郎のお店は、既に特定されています。その店名は「イル リストランティーノ」
栃木県宇都宮市のお店です。
元々お店の口コミは、子連れの方は要注意というような情報が多々。
飲食店はお店が求めるお客様の客層から、子連れを推奨しないお店は多々あります。
高級フレンチしかり、静かな雰囲気のお蕎麦やさんなども、子連れだといい顔をしないことがありますね。
筆者も、子供を連れてそのようなお店に行き「静かにね~。」と、騒いでもいない子供に声をかけられカチンとした経験がありますが、それでも食事を純粋に楽しみたい人に取って子供は煩わしい、更に雰囲気を台無しにしてしまうのは理解できます。
ただ、どんなお客であっても、それをわざわざSNSで否定するような行為はどうなんでしょうか?
店の批判をSNSに投稿されたら、経営側が困るように、客側も心無い投稿で気分を害するのは当然ですよね?
イキリパス太郎はバッカス?
すでに問題のツイートをしたアカウントは削除されています。
その投稿主は、「バッカス」という名前でした。このバッカスがイル リストランティーノの店主では?と話題になっています。しかし、その真実は定かではありません。
ツイートの内容から考えると、かなりお店の中でも偉い立場の人ともとれますが、正義感強めのアルバイト大学生という可能性もありますよね。
ネット上では、店主ではなくソムリエという話も出ていました。
いずれにせよ、炎上を起こし、お店の評判をがた落ちさせてしまったので、発信者の罪は重たいですね。
イキリパス太郎はなぜ怒った?レストランでパスタのみの注文はだめなのか?
そもそも、レストランでパスタのみの注文はだめなのでしょうか?
私もかつてレストランでアルバイトをしていた経験があるのですが、レストランは基本的にコース料理を提供しているところです。
そのため、単品の注文が来ると「おっ」と思ってしまう時は多々ありました。
しかし、当然ですが、選ぶ権利があるのはお客さんです。店側としては、おすすめを紹介はしますが、強制はしません。
お客様がそれが欲しいと言えば、その料理を丹精込めて100%の状態で提供するのがレストランの仕事です。
ですから、レストランでパスタしか注文しない、単品しか頼まないということがNGとかタブーとか、そういうことを論じる以前の問題なのです。
会員制や完全予約制ならまだしも、誰でも入れるお店でいわゆる「常識」を押し付けるのはいかがなものかと思います。
まとめ
- レストランでパスタ2品しか注文しなかったことを批判したツイートが炎上し、「イキリパス太郎」と命名されています。
- イキリパス太郎のお店は、栃木県宇都宮市の「イル リストランティーノ」と特定されています。
- ツイッターのアカウントは既に削除されていますが、「バッカス」という名前でした。
- レストランで料理を選ぶ権利があるのは当然お客さんです。
ルールや習わしにがんじがらめにされていると、せっかくの外食も楽しくないですからね。
もちろん、最低限のマナーは守らなければなりませんが、お客さんの注文にケチをつけるのは、軽率だったのかなと感じます。
以上「イキリパス太郎の店が特定!【バッカス】レストランでパスタのみはだめ?」でした。