事件

カンボジアの刑期と刑罰!タクシー強盗殺人で石田礼門と中茎竜二は死刑?

紙幣に日の丸をいれるほど親日国であるカンボジア人は今わたしたち日本人に対してどのような感情を抱いているでしょうか。

日本で外国人が日本人タクシー運転手を強盗殺人したらわたしたちはきっと犯人の母国に対するイメージは一変します。

日本国籍であり、千葉と福島在住の石田礼門と中茎竜二容疑者がカンボジアのタクシー運転手から金銭を強奪し殺人を犯すという前代未聞の事件が発生。

カンボジアで犯した強盗殺人の罪はいかほどなのでしょうか?

今回はカンボジアの刑罰や刑期、タクシー運転手を強盗殺人したことによる石田礼門と中茎竜二の量刑はどのようになるか調査しました。

・・すでに拷問されているとの噂も?

カンボジアの刑罰と刑期

石田礼門と中茎竜二がどのような刑になるかの前に、今回の事件では2人の行動は

  • タイかカンボジアで強盗を計画
  • カンボジアで車を奪い両替所を襲うつもりだった

このように明らかに計画性のある犯行になります。

2人で観光をしていてトラブルの先にタクシー運転手を殺めてしまった、という話ではありません。

はじめから金銭目的で強盗をするつもりで渡航している。

これはカンボジアでの刑罰に影響する事実なのです。

カンボジアでの刑罰や刑期のについてはカンボジアの刑法を日本の企業や個人がわかりやすく閲覧するために翻訳した資料を参考にしました。

参考:カンボジア刑法翻訳のPDF

166ページにもおよぶ資料なので今回の事件に関わる部分を抜粋しましたのでご覧ください。

第199条の殺人という項目には

殺人は10年以上、15年以下の拘禁刑に処する。と書かれています。

拘禁刑という聞き慣れない言葉がでてきますが便宜上の言葉であり、要は自由を拘束し監獄や拘置所に拘留することをいいます。

年数的には意外と短いんじゃないか?と思いますよね。

ですがこの2人は先程に書いた計画的犯行というのが大きな問題になります。

計画的犯行の場合

第200条 予謀殺人

とこちらも普段は聞き慣れない予謀という難しい字が出てきました。

これは待ち伏せをしたり犯行が計画的だった場合に適用される罪状です。

計画的犯行である予謀殺人の場合は、

終身刑に処する

と書かれています。

まだまだニュースや報道でしか情報が入らないですし、遠いカンボジアでどのような扱いを受けているか想像できませんが、

わざわざ日本からカンボジアに金銭目的で犯行をしたとあれば以上の刑法からみるに、

終身刑が適用されてもおかしくないかもしれません。

日本では強盗殺人の刑罰は?

強盗致死傷罪(ごうとうちししょうざい)は刑法240条で定められた罪。「強盗が、人を負傷させたときは無期又は六年以上の懲役に処し、死亡させたときは死刑又は無期懲役に処する。」と規定されている

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/強盗致死傷罪

日本では強盗致死傷罪で、負傷させたか死亡させたかで大きく刑罰と刑期が変わってきます。

負傷させた場合は、無期または6年以上、

死亡させた場合は、死刑または無期懲役となっています。

カンボジアには死刑がない

日本の法律では死刑がありますので、このように強盗殺人など凶悪な犯罪は厳しい刑を受けます。

しかしカンボジアでは1989年に死刑を廃止していることから、今回の石田礼門と中茎竜二が死刑になることはないでしょう。

日本の刑罰を他国と比べることもあまりなかったのですが、私はてっきり日本の刑罰や刑期は軽いものだと思っていました。

アメリカでは懲役150年!とか聞きますが、日本ではありえませんよね。

最近の虐待のニュースなどでも、あまりの刑期の短い処罰にこどもの親として

「なぜこどもの命と引き換えにその刑期なんだ」と胸が張り裂けそうになるばかりです。

無期懲役や終身刑の違いは?

ところで、無期懲役や終身刑などよくニュースで聞く言葉ですが意味をきちんと理解していますか?

私も法律の専門家ではないのでこの機会にしっかりと調べてみました。

まず、終身刑というのは文字通り生涯を終えるまでという意味ですが、現在日本には終身刑は存在しません。

死刑の次に思いのが無期懲役です。

無期懲役は刑期が決まっておらず中には生涯を終えるまで入る犯罪者もいるようですが、

囚人として模範的な生活をしていたり、家族や身元がしっかりしている場合は仮釈放で世に出るケースも珍しくないのです。

2005年以前はこの刑期が15年と言われており、無期懲役にも関わらず15年ほどで世に出るケースもあったそう。

ですが社会情勢や悪質な犯罪背景から、現在では30年と定められています。

つまり最低でも30年以上は牢屋の中。

成人してから30年ですからほとんどの場合は社会復帰することはないでしょうね。

カンボジアの刑期と刑罰!タクシー強盗殺人で石田礼門と中茎竜二は死刑?

  1. 石田礼門と中茎竜二がカンボジアで強盗殺人
  2. カンボジアのタクシー運転手を金銭目的で襲った
  3. カンボジアの刑法で殺人は10年以上、15年以下の拘禁刑
  4. カンボジアの刑法で予謀殺人は終身刑

今回のカンボジアのタクシー運転手強盗殺人事件では石田礼門と中茎竜二は死刑ではありません。

おそらく終身刑が適用されるのでは?と予想します。

ただし、現時点では石田礼門は車の運転をしていただけと供述していることもあり2人の犯行の様子で刑罰や刑期がそれぞれ変わるでしょう。

親日であるカンボジア人にとって今回の事件で日本人の印象が変わってしまったのは言うまでもありません。

本当に悲しく、ご家族もいるであろうタクシー運転手さんの事を思うといたたまれない気持ちでいっぱいです。

以上、カンボジアの刑期と刑罰!タクシー強盗殺人で石田礼門と中茎竜二は死刑?でした。