あなたは「ミニマリスト」という言葉をご存知ですか?
持ち物や身の回りの物を最小限にし、必要最低限の物だけで生活をする人たちのことを指す言葉で、最近はこのミニマリストを目指す人が増えているんです。
いろんな生活雑誌でその生活スタイルが特集されていたり、インスタグラムのハッシュタグで広まっていたり。
物がなかなか捨てられない私も、実はミニマリストに憧れている人間のひとりだったりします。
ところが、ミニマリストを極めた人にもなると考えられないくらい部屋には物が無いんですが、その何も無い部屋を見た一部の人が「ここまでくると怖い!」というようなことを言っている人もいて・・・。
何事にも限度というものがありますがそんな風に思われるのは心外です。
ミニマリストもいきすぎると「怖い」ものなのか?
そんなミニマリストの生活の特徴、怖いと言われないコツについて調べてみました。
ミニマリストの部屋を目指すためには?「怖い」部屋は弊害もいっぱい?
ミニマリストになるために、なんでもかんでも捨てて物を減らせばいいというわけではありません。
ミニマリストの部屋にも、ある一定の特徴というのがあるのです。
まず、清潔であるということ。
ミニマリストは清潔感のある部屋に住んでいることが多いです。
というのも、物が少ないので散らかりようが無いからですね。
物が少ないということは、収納しきれないという状況にもなりませんし、自然と部屋が片付いていく。
そして、大きな家具が少ない・または無いというのもミニマリストの特徴。
収納するものの量が少ないので大きなタンスや棚は必要ありませんし、もっと言えば机やソファなんかも置いていないという人も多いそうです。
ただ、机が無いと食事するときには困りますから、机を必要とするのであれば簡単に収納できる折り畳みタイプのものを使うのがいい、そこまでこだわります。
更には、カーテンすら付けていないというミニマリストも結構いるそうで、これには驚きました。
しかし、カーテンの無い生活というのもちゃんと一理あって、朝目覚める際は朝日を浴びることで脳がいち早く起きてくれるんです。
なので、カーテンを付けずに生活するということは体内時計を正常に作用させてくれるという意味があるんですよ。
「怖い」ミニマリストにならないためには?
しかし、この生活もいきすぎたものになるとやはり弊害は出てきますし、所謂「怖い」部屋になってしまいます。
そんなミニマリストにならないようにするためには、どのようなことを気を付ければいいのでしょうか?
大前提としてあるのが、必要最低限数を下回らないようにするということです。
たとえば毎日必ず必要となる衣服。
とにかく数を減らそう!と思い下着・トップス・ボトムスをそれぞれ2着ずつにまで減らしたとします。
あなたは本当にそれで生活できますか?
毎日必ず洗濯・乾燥まで出来るというのであれば話は別ですが、働いていれば疲れて帰ってきた日は洗濯が出来ないということもきっとあります。
雨が降っていたら洗濯したものも日じゃ乾ききらないかもしれません。
そうなった場合、その数では着まわしていくというのはなかなか難しくなってしまいます。
そこまでいくと「ミニマリスト」の域を超えてしまっていると言えるのではないでしょうか。
これは服に限った事ではなく、家にある他のものでも同じことが言えます。
なんでもかんでもポイポイと捨てて、正常な日常生活が送れなくなっていると、それはきっと社会から孤立した「怖い」ミニマリストということになりますよね。
ミニマリストというと、ついモノを一切持たない、何もないのがかっこいいと路線を踏み外しがちですが、社会的にみて「あの人は怖い」と度を超えたミニマリストを目指すのはおすすめできません。
ミニマリストが目指すもの、メリットをきちんと理解した上であなたの生活にミニマリズムを取り入れましょう。
ミニマリストの部屋は怖いまとめ
- ミニマリストとは、必要最低限のものだけで生活をする人たちのこと
- ミニマリストの部屋は、散らかすものが無いので清潔感のある部屋になる
- なんでもかんでも捨てるというのは、ミニマリストとは言えない
ミニマリストに憧れる気持ちは分かりますが、だからと言って過剰に物を捨ててしまってはいけないんだということをお分かりいただけたかと思います。
「何も無さ過ぎて怖い!」と言われない程度の、物の少ない綺麗な部屋を目指しましょうね!
以上、「ミニマリストの部屋は怖い!?その特徴と弊害はどのようなものなのか」でした。