
この所、闇営業問題から吉本興業との契約を解除し、世間を騒がせているお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之が、かつてがんと診断されていたことがあるのを知っていましたか?
その時の症状や、がんの進行具合など調べてみましたのでご覧ください。
宮迫博之について
プロフィール
生年月日:1970年3月31日
出身地:大阪府茨木市
出身校:金光第一高等学校
身長:169㎝
血液型:B型
高校卒業後、大阪府警察の採用試験を受けるが不合格となり、吉本興業の設立したNSC(吉本総合芸能学院)に7期生として入りました。
1989年に蛍原徹とお笑いコンビの「雨上がり決死隊」を結成します。
ちなみにこのコンビ名は二人が好きなRCサクセションの曲「雨あがりの夜空に」から取ったそうです。
吉本所属の若手芸人たちで結成された「吉本印天然素材」の一員としても活動していました。
この天然素材でリーダーを務め、若い女性を中心に人気を集めていました。
宮迫が自身の紹介をするときに「宮迫です」と手と顔の動きを付けてするネタが爆発的にヒットし一躍有名になりました。
お笑い以外では、得意な歌を武器にDonDokoDonの山口智充と「くず」を結成し歌番組にも進出。
そして宮迫は俳優としての演技力も高く評価されており、映画やドラマなど数多くの作品に出演しています。
宮迫博之のがん発見から治療まで。がんのステージは?
宮迫博之の胃がん発見の経緯
2012年12月6日に「早期胃がん」の為休養に入るという発表が事務所を通じて行われました。
宮迫博之に胃がんが見つかったきっかけは人間ドックを受けたことでした。
その段階では初期がんですので内視鏡で取れるから早急に手術をすることはない。と言われていたそうです。
しかし、やはりがんを後回しにするのが怖くなり他の病院を受診したそうです。
すると、内視鏡で取れるものではなく、ほっといたら半年でダメ。と言われ即手術になったのです。
こうやって見るとセカンドオピニオンって大事ですよね。
宮迫博之の胃がんの状態は?
この時、宮迫が患ったがんは「スキルス性胃がん」と言われるものでした。
このスキルス性胃がんは別名「びまん性胃がん」とも呼ばれています。
胃がんの中でも約10%を占めるもので、予後が悪い傾向のあるがんでもあります。
スキルス性胃がん
・発見しづらい
・進行が早い
・転移しやすい
といった悪い性質が揃っているがんで、過去には逸見政孝さんや堀江しのぶさん、宜保愛子さんといった有名人もスキルス性胃がんで亡くなっています。
スキルス性胃がんは、比較的若い方や女性にもかかりやすい病気でもあるそうです。
スキルス性胃がんの原因は食生活や飲酒、喫煙、ストレスなどが関係するとのことです。
宮迫博之の胃がんのステージは?
スキルス性胃がんと診断された時の宮迫のステージは「IA」でした。
このIAという段階は
・胃の粘膜に限局している
・胃の粘膜下層に達している
・リンパ節転移がない
という状況でした。
胃がんの進み具合を図で表したものです。

ステージというものはがんの深さと転移で決まるのですね。
ステージIAというのは初期の段階でステージ1期でした。
宮迫博之のがんの手術は?
スキルス性胃がんステージIAと診断された宮迫のがんは、手術を行えば完治出来る状態と言われています。
宮迫が受けた手術は「腹腔鏡下幽門側胃切除術」というものでした。
この手術は開腹することなく、腹腔内を炭酸ガスで膨らませおへそから細い高性能カメラを挿入します。
そしてお腹周り4.5ヶ所に5~10ミリの小さな穴を開けそこから手術用の器具を入れて、胃などを切除します。
この方法だと傷も小さく済みますし、術後の痛みも少なく何より回復が早いという事ですよ。
まとめ
- 宮迫博之はお笑いコンビ「雨上がり決死隊」のメンバーですが、歌や芝居など多方面でその才能を発揮していました。
- 宮迫博之は2012年にスキルス性の胃がんを患っていました。
- 宮迫博之の胃がんのステージはIAという初期のものでした。
約5時間にも及ぶ手術を乗り越え、無事仕事復帰を果たした宮迫博之は未だ再発せずにいます。
けれどやはり胃がんを経験しているため再発の不安はあるようで、2017年には自身の食欲の変化から再発ではないかと危惧した発言もありました。
しかし現在も元気ですので再発ではなかったのでしょうね。
40代で胃がんを経験し、克服した宮迫博之はここへきて芸能人としての危機に立たされています。
しかし今回の騒動もなんとか納めてまた復帰した姿をみたいものですね。
以上「【宮迫博之】スキルス性胃がんのステージは?セカンドオピニオンで助かった命」でした。