
2019年11月19日、サッカー日本代表はベネズエラ代表に1-4の大敗。これまでの上積みが全く見られないことに、森保監督への評価も厳しくなっています。
個人的にも日本代表は応援しているのですが、「何だかなぁ」と感じる部分が多々あります。
この記事では、森保監督への評価や戦術の無能さ、守備のもろさ、メンバー人選について、まとめていこうと思います。
森保監督の痛い評価
2018年FIFAワールドカップ後の日本代表を託された森保一。最初は、強豪ウルグアイにも勝利するなど順調でした。
しかし、今年初めのアジアカップ決勝でカタールに惨敗を喫したところから評価は一変。
「楽すぎる」と言われるワールドカップ2次予選では、無失点の4連勝と盤石の戦いを見せてはいますが、このままでは代表チームの強化が進まないのでは、と不安視もされています。
森保一は、2012年から2015年の4年間に、サンフレッチェ広島を3度の優勝に導くなどの手腕の持ち主。
しかし、上積みを果たせないまま留任していると、2017年にはJ2降格寸前までチームを低迷させ、自らはシーズン途中に退きました。
最近の日本代表が見せる戦いには、一抹の不安が募るもの。
このまま次のW杯まで森保一にチームを任せておくのは、果たして正解なのでしょうか。
森保監督の戦術が無能|守備がもろすぎる
森保一は、基本的にチームに原則を徹底させ、組織的に戦うことを求める監督です。
サッカーはチームスポーツですから、組織的に戦うことが非常に重要。
しかし、毎日練習して、完成度を高められるクラブチームとは違い、代表チームは短期間でチームスタイルを築いていかなければなりません。
その点、非常に難しさはあります。特に、組織性を重視する森保一ならばなおさらです。
さらに、森保一はその表情からも見て取れますが、非常に人間性に溢れ、選手との対話を大切にする監督。
チームの雰囲気づくりという面では、絶好のパーソナリティですが、一方で、色々な意見を取り入れすぎて、軸がブレてしまうという欠点にもなります。
事実、日本代表の試合を見ていると、堂安律や中島翔哉といった選手たちが、好き放題プレーしているというようにも見え、統一性があるように感じません。
日本代表をW杯直前でクビになった、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督ならば、森保一とは全く違うアプローチを取ったことでしょう。
しかし、森保一は恐らくガツンと言えない部分もあるのでしょう。試合を見ていると、堂安律や中島翔哉の好き勝手なプレーからピンチを招くことが少なくありません。
これまでは、GKやDF陣の能力の高さで何とか失点は免れてきましたが、相手のレベルが上がってくると、そうもいかなくなりますね。
W杯の最終予選、そして本選を考えると、大きな不安が募ります。監督としても、まずは「修正する能力」を高めていってほしいところです。
森保監督のメンバー人選がありえない
いつの代表監督も常に言われることですが、森保一も同様にメンバー人選には批判が多い監督です。
ただ、このあたりはスポンサーのアディダスに忖度しなければならないなどといった事情もあるようなので、全責任が森保一にあるわけではありません。
それでも、勝負しながらも試す、ということができない点で、個人的には森保一の人選に疑問を感じています。
森保一は基本的に、日本代表の試合では固定したメンバーで戦っています。主に出場するメンバーは以下の通り。
- GK:権田修一(シュミットダニエル)
- DF:長友佑都
- DF:吉田麻也
- DF:富安健洋
- DF:酒井宏樹
- MF:柴崎岳
- MF:遠藤航
- MF:堂安律
- MF:中島翔哉
- MF:南野拓実
- FW:大迫勇也
もちろん、怪我等の事情で多少のメンバー変更はありますが、多くの試合でこのメンバーが出場しています。
短い時間で連携を高めていくためには、同じメンバーで戦うことは非常に重要。しかし、一方でサブの選手が出場機会を与えられず、底上げにつながらないという短所もあるのです。
事実、多くの控え選手が出場した11月19日のベネズエラ戦では、ちぐはぐな連携から前半に一挙4失点。そのまま1-4と大敗することに。
正直、中島翔哉や堂安律は、森保一の哲学には少し反した選手に見えるのですが、それでも起用し続けることでチームにゆがみを生じさせ、割を食って出場できない選手たちが、チャンスを与えられてもチームに順応できない。
森保一の人選が、チームの停滞を生んでいる大きな要因ではないでしょうか。
まとめ
- サッカー日本代表の森保監督は、その手腕が疑問視され厳しい評価を受けています。
- 森保監督は特に戦術が無能ということで、厳しく見られています。
- メンバーの人選にも大きな疑問符がついており、それがチームの停滞を招いているとかんがえられます。
プロセスはどうであれ、最終的に結果だけが評価される世界。それだけに、結果さえ出ていれば文句は言われません。
しかし、いよいよ結果も出なくなってきたので、森保監督自身、もしくはサッカー協会が大きな変化を起こさなければならないのでは、と感じます。
以上「森保監督の痛い評価【戦術が無能?】守備にメンバー人選がありえないの声」でした。