
2018年秋に公開された大ヒット映画:ボヘミアンラプソディ
奥さんと一緒に見てきましたが、この映画奥さんは2回目でした。
テレビで取り上げられ、公開後の評価が軒並み高いボヘミアンラプソディですが、筆者は「そんなにおもしろいの?」という思いで映画館のシートに腰掛けました・・
映画というのは評価や感想が人によりますよね、人生で一番おもしろい!と思う映画が他の人も同じなんてありえません。
捉え方や映画への感情移入はその人の生い立ちや人間性に大きく左右されるんです。
そしてこの初めて見たボヘミアンラプソディですが
・・・
「最高」汗
胸が熱くなる、生きてて良かった。
死ぬほど良い映画だと思いました。
そもそも主役のQUEENが流行った世代でもないし、彼らの曲といえばCMとかで潜在的に記憶に刻まれているだけで、正直1曲もフルで聴いた事はないかもしれない。
「ウィ~ア~ザチャ~ンピオン」とか
「ハバナグッタイっハバナグッタイ♬」とかね。
そんな私が今この記事を書いている間もヘッドフォン大音量でQEENを聞かずにはいられない、
ヒゲを生やしてオールバックにせずにはいられない、むしろ俺はゲイだったのかもしれない。
とまあそれほどのめり込めるボヘミアンラプソディですが、奥さんと気になったのがキャストのフレディの歯って本物なの?ということ。
フレディ・マーキュリー演じるキャスト:ラミ・マレックの歯の真相を調査
それでは早速みてみましょう!
もくじ
気になったキャストの歯!
ラミ・マレックが演じた出っ歯フェイス

ボヘミアンラプソディは主役のフレディ・マーキュリーの若かりし頃からストーリーははじまります。
フレディ・マーキュリーを演じるのは俳優のラミ・マレック。
特徴的なのが異様なほどに膨らんだ出っ歯。
フレディ・マーキュリーは確かに出っ歯で、そのために口の中が広く、幅広い音域をだすことが可能だったと言われています。
映画を見ているときは、こんなにフレディ・マーキュリーに似ている口元の俳優をわざわざ探して見つかったの?すごくない?と思いながら見ていたんですが、
どうやらこの口元は「義歯」を入れてあえて出っ歯を演じていたそう。
フレディ・マーキュリーは歯がコンプレックスだった?!
音域が広く取れて歌手としてはあの口があったからこそQEENの歌が作れたと思いますよね。
ところがフレディ・マーキュリーは自身の出っ歯がコンプレックスだったようで、インタビューなどでは時々手で口を覆うような仕草をしたり、上唇で上の前歯を隠すような仕草をしていたそう。
ちなみに余談ですが筆者も10代の頃歯並びがコンプレックスで人と話すときに手で口を隠すクセがあったのでこの仕草には痛く共感できました。
大金持ちだったフレディ・マーキュリーが歯列矯正をすることは簡単だったと思いますが、歌声が変化してしまう可能性があるという理由で絶対に歯列矯正の提案には応じなかったそうです。
プロとしてコンプレックスさえも受け入れる信念がカッコいい。
ちなみに筆者はお金もないのにコンプレックス克服のために成人してから歯列矯正をしました。歌は相変わらず上手くないですね。
映画の前から義歯をして役作り?!
ラミ・マレックに今回のボヘミアンラプソディの主役の話しがきたときに、彼はフレディ・マーキュリーになりきれない自分と向き合ったそう。
伝説のQUEENが題材のものであればヒットはするだろう。
だけどフレディ・マーキュリーの見た目と自分の見た目は似ていないし、どうしたら主役を完璧に演じられるのか。
もしかしたらスタジオでやっぱり主役は違う人にする・・そう言われなようにフレディ・マーキュリーになりきらなければと考えた結果、映画の前から義歯を作ってもらい常に義歯をはめて生活をしたそうです。
義歯を外したらまるで全裸になった気持ちになるくらい義歯を日常生活に取り入れて役作りをしていたというのだから驚きです。
ライブシーンは18分間フレディ・マーキュリーの完コピ
映画のクライマックスでもある、アフリカの飢餓を救うために行われた「ライブエイド」のシーンでは、ラミ・マレックはフレディ・マーキュリーの当時のパフォーマンスを完コピしたそう。
ラミ・マレックはフレディ・マーキュリーになりきるだけでなくこのライブを再現する事は気の遠くなるような難しいものだったと語っています。
なにせライブ中のフレディ・マーキュリーは曲に合わせて動くわけもなくステージの上を縦横無尽に動き回ってパフォーマンス。
18分間をすべて同じ動きで再現するのがどれだけ難しいかは想像できますよね!
ピアノ
フレディ・マーキュリーはラジオから流れてくる曲をすぐにピアノでひけたというくらいピアノの才能が秀でていたそうです。
今回ラミ・マレック(他の出演者たちも)は音楽映画ということで限りなくQEENを再現するためにピアノやギターを自分たちで覚えるところからはじめたそう。
手元だけをアップで映すシーンでさえプロでなく自分たちが演じているんですよ。
劇中でベッドに仰向けに寝転がり、両腕をあげて頭側にあるピアノを弾くシーンがありますが実際にベッドの枕の上にピアノをセットして朝起きたときも寝る前も毎日腕をあげてピアノを逆さまから弾く練習をしたそうです。
制作期間に8年という長い歳月をかけて作られた傑作。
キャストの作品に対する姿勢もそんじょそこらの映画とはわけが違いますね。
ボヘミアンラプソディのサントラ
素晴らしすぎて手放せない!
ボヘミアンラプソディキャストの歯まとめ
ボヘミアンラプソディ、まだ見たことないあなたはこの記事を見ていないと思いますが、もう見て感動していてもたってもいられないあなたの気持ちはよくわかります。
ちなみに、ボヘミアンラプソディを見た後に発見して更に胸熱になったYouTubeを紹介しておきましょう!
- 18分のライブ・エイド、本人と映画の比較
- ボヘミアンラプソディ和訳入り
それではボヘミアンラプソディでキャストの歯は本物?!似てるだけじゃないキャストの評価!まとめ
- ボヘミアンラプソディでフレディ・マーキュリー演じたラミ・マレックは義歯を使って演技していた
- ラミ・マレックは撮影前から義歯を付けて役作り
- フレディ・マーキュリーは歯並びや出っ歯がコンプレックスだった
- フレディ・マーキュリーは歌声を考え最後まで歯列矯正をしなかった
- ラミ・マレックは18分間のライブシーンを完コピで再現した
- ボヘミアンラプソディは人生を変える暗い最高な映画だと思う