
朝ドラ大好きのぐうたら主婦が書きました。
2019年4月から、NHK朝の連続ドラマ小説で放送の『なつぞら』。
主演は、元『セブンティーン』モデルで現在は幅広い層から支持を集めている大人気女優の広瀬すずです。
実は朝ドラ100作目という記念すべき作品となり、前作の『まんぷく』よりも早い段階で主演が発表されていたという異例の事態もありました。
キャストなどもすでに放送したまんぷくより前ですよ?気合の入り方が尋常じゃありません。
朝ドラといえば、歴史上の著名人をモデルにした作品が多く放送されてきました。
『なつぞら』も、とある女性をモデルにした作品なのです。
今回は『なつぞら』のモデルとなった人物や、そのまわりの人々についてご紹介していきたいと思います。
『なつぞら』って、どんなドラマ?
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太平洋戦争の終戦後1年経ったところからなつぞらの物語は始まります。
ヒロインの奥原なつは戦争で両親を亡くし、父の友人だった柴田剛男に養女として引き取られることになり、故郷の東京を離れ北海道で暮らすことになりました。
そこで同い年の山田天陽という青年と出会い、彼から漫画映画の魅力を教えてもらいます。
そこから8年の月日が経ち、美大への進学が決まり絵を描く仕事に憧れ、上京を夢見ます。
ところが、養父である剛男は息子となつを結婚させたいと目論んでいたため一度は反対します。
その後、戦争で生き別れになっていた実兄の消息の知らせがなつの元に届き、結局兄を頼って上京することとなったのでした。
上京後はアニメ制作会社への就職が決まり、アニメーターとしての道を切り開いていくことになるのでした。
広瀬すず演じる「奥原なつ」のモデルは誰?
この作品の中心人物である、広瀬すず演じる「奥原なつ」はある女性をモデルにしています。
その人物というのが、アニメーターの奥山玲子です。
奥山玲子をあなたはご存知ないですか?きっと作品名は聞いたことがありますよ。
彼女は日本に留まらず、海外からもアニメーターのパイオニアとして尊敬されている人物なのです。
奥山玲子が作画監督を務めた作品のなかには、
『魔法使いサリー』や『ひみつのアッコちゃん』、
『マジンガーZ』といった、その世代の人はもちろんそうでない人でも知っている名作がたくさんありました。
20代前半の方はもしかしたらマジンガーZしか聞いたことないんだけど。状態かな?
30代オーバーであればテクマクマヤコンというなぜか記憶から消えないネーミングを思い出すのではないでしょうか。
奥山玲子の後輩はあの大物アニメーターだった!
奥山玲子は上京後、デザイン会社に入社しますが仕事がうまくいかなかったことからすぐに退社してしまいます。
その後伯父の紹介により、東映動画に臨時採用というかたちで入社します。
そこではじめて担当した作品が、日本初となるカラーの長編アニメーション『白蛇伝』でした。
公開時高校3年生だった宮崎駿はこの作品を観て感動したのと同時にアニメに興味を持つようになり、その後彼は東映動画に入社します。
つまり、奥山玲子の後輩としてアニメーターの道を進んでいくことになったのでした。
なつぞらのモデルとなった奥山玲子は誰もが知るジブリの巨匠:宮崎駿の先輩だったというわけですね。
広瀬すず朝ドラ『なつぞら』の主人公のモデル まとめ
- 『なつぞら』は、戦後間もなくしてアニメーターを目指した女性の生きざまを描いた作品
- 広瀬すず演じる主役「奥原なつ」は、アニメーターの奥山玲子をモデルとしていた
- 奥山玲子が東映動画で働いていたときの後輩は、アニメ界の巨匠 宮崎駿だった!
『なつぞら』の主人公が日本のアニメ界を牽引してきた女性、奥山玲子をモデルにしているということで、アニメが好きな人は必見のドラマになること必至ですね。
アニメといえば、2018年の半分青いもアニメでしたが、今回は実在する大物アニメーターの話題なので、お宝映像にも期待できるかも。
今人気絶頂中の広瀬すずがヒロインを演じているということで、視聴率にも期待ができそうです。
以上、「 広瀬すず なつぞらのモデルは誰?あのアニメ界の巨匠の大先輩だった!」でした。