
気づけば今年も終わりを迎える時期にやってきました。
さてあなたは毎年恒例「年賀状」の準備はもうしていますか?
毎年12月半ばになって
「今年の年賀状どうしよう?」「昨年来た年賀状どこにしまったかな?!」なんて慌てていませんか?
年賀状の時代は終わった・・一部ではそう言われるほど最近では年賀状をやめる人が増えています。
とはいえ年賀状やめたいけど職場や友達を考えるとやめどきがわからない!そんな迷える子羊のあなたにぴったりの記事かもしれません。
- 年賀状をやめる人はその後どう感じている?
- やめどきや文章はなんて書けばいいの?
- 高齢で年賀状を控えようと思っている場合は?
※これを見たらあなたの年末がものすごく充実するかも?
もう師走なんて言わせない。
それでは早速みてみましょう!
もくじ
年賀状をやめる人続出
年賀状は日本の古きよき風習でもあります。
筆者も年賀状はどちらかというと好きでしたし、来ることに嫌な気はしません。
※買って出しただけの年賀状は出す意味あるのか理解に苦しみますが・・
ですが近年、その年賀状事情も変わりつつありここ2.3年で急激に「今年で最後にします」という文面がよく見られるようになって来ました。
年賀状の状況
気になる最近の年賀状の使用状況はどんな感じでしょう?
年賀状は「自分 対 多数」のやり取りなので他人の年賀状事情は以外とわかりません。
こちらはインターネット上で取ったアンケートをグラフに表したもので、2018年バージョンを参考にさせていただきました。
こちらは「年賀状印刷比較.net」さんを参考にさせて頂きました。
ネットのアンケート結果では年賀状を毎年送るという人が約7割。
このグラフをパッとみれば、みんな年賀状送るんだと思ってしまいがち。
ですがその他の項目を見てみると、グラフ内では項目が別れてはいますが結局のところ「送らない」ひとが3割もいるということですね。
そしてもっと気になったのがこのグラフ
年賀状を送っている人のなかで半分の人は10枚以内しか送っていない。
中には商売や仕事柄、大量の年賀状を送る人も居ると思いますが、実際のところ年賀状の利用状況は思ったほど多くなさそう?
日本人なら「年賀状は送るのが当たり前」と思っていましたがどうやらそんな考えだった過去の私は原始人だったようです・・
恐らく年賀状を一度も送ったことがない人は少ないと思うので、
徐々に送らない派に移行している人がいると考えると、送らない人の割合は増加の一途を辿るかもしれません。
なぜ年賀状にこだわる?
年賀状の役割はなんでしょうか?
- 新年の挨拶
今年もよろしくお願いしますという気持ちを紙に書いて(印刷して)いるだけ。
よくよく考えてみれば、その昔遠くの知人に挨拶をすることが「紙」でしかできなかった時代、年賀状は大変価値があったでしょう
でもいまは?
挨拶をるという目的はメールでもSNSでもLINEでも挨拶を伝えることができます。
むしろ「明けましておめでとうございます」とツイートするだけでも挨拶として十分役目は果たしていると思うんです。
年賀状が時間を奪う
冒頭にも書いたとおり、年賀状はとにかく「時間を奪う」んですよ!
- 年賀状を送る宛先選び
- 年賀状選び
- 年賀状作り
- 年賀状送り
- 年賀状を見る
- 年賀状を返す
- 年賀状を保管する
- 年賀状を整理する
もう書き出したらこんなもんじゃないんですけど、それぞれにかかる時間や労力、また年賀状のことを考えている時間を入れたらものすごい大切な時間を奪いますね。
→年賀状はもうやめたい!文例紹介【親戚・友達・職場】仕事が減ってオススメ
堀江貴文の「多動力」
あの有名なホリエモンの著書:多動力のなかでこんな文面があるんです。
電話をかけてくる人間とは仕事をするな
引用:堀江貴文「多動力」
これだけ見るとちょっと冷たいだけに見えてしまいますが、そうではなくて現代の便利なツールがあるのにそれを使わないのはバカだということ。
あっバカは言い過ぎか。
今はSNSやメッセンジャーなど非同期通信で十分やりとりができる時代。
電話をかけるということは相手の時間を電話で奪うということですね。
「ちょっと今電話でれない!」あなたも一度は経験ありませんか?
電話は時間を奪います、これって年賀状もそうですよ?
年賀状を送るのに私たちはどれだけ時間を無駄にしているのでしょう。
挨拶という事を考えれば、手元のスマホを使って十分に同じことができる時代。いまどき伝書鳩を飛ばす人がいないように「年賀状」にこだわる事はないと思いませんか?
この本には心に突き刺さる言葉がいくつも書かれていました。
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ホリエモンにはたくさんの年賀状が届きそうですがどんな風に対応しているのかちょっと気になりますね。
年賀状をやめた人の意見
年賀状をやめるのはちょっと気が引ける。
わかります。
年に一度とはいえ習慣から抜け出すのは無駄に勇気がいりますね。
それでは年賀状を実際にやめるとどうなるの?
人間関係は悪化する?
年賀状をやめたら職場の上司からどう思われるか?友人から嫌われないか?
はっきり言ってこうしたこうした事は一切心配する必要ありません。
私は15年前くらいに年賀状やめたけど、そのせいで損した事人生で一度もないよ!
楽しくできてるなら続けたらいいけど、毎回重荷ならやめた方がいいよ!— ぐうたらこ (@guutaraco) 2017年12月19日
毎年必ず出さなきゃと思って出してた
年賀状…思い切ってやめてしもうたーーーーー🤣お店だからやらなきゃいけないって思ってたけど、やめたらめちゃ気が楽ーー🤣 いつもこの時期追われてるけど、その分もっとやるべき事は沢山あるのだ‼️ #年賀状やめた #アンディ— 太内春香 シャンプーソムリエはる姉え (@andysalon2001) 2018年11月28日
年賀状をやめた体験談はネット上に腐るほど転がっていますが、実際にやめた先輩がたは大変有意義な時間を過ごしておられるようです。
そもそも他人はあなたの年賀状にそこまで興味があるとも・・・いや失礼
このツイートのようにお店を持つかたでさえ年賀状をやめて他のことに時間を有効活用しているのは大変参考になりますね!
年賀状のやめどき
年賀状をやめたい!そう感じたあなたのやめどきはいつなのでしょうか?
答えは2つしかありません。
- 今年からやめる
- 来年からやめる
今年からやめる
いさぎよく今年からやめる!
むしろ今年年賀状に時間をかけていられない!そんなあなたはきっぱりと年賀状を出さなければいいです。
そして送られてきた年賀状にも返信をしない。きっと2.3年後には年賀状は激減していることでしょう。
送ってきてくれた人に「実は今年から年賀状をやめようと・・」なんて返信をする方がナンセンス。
受け取った方は申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
来年からやめる
さすがに今年からやめるのは心苦しいというあなた。
この場合は今年の年賀状に、きっぱりと今年で終わりにする宣言を書いておきましょう。
ですがこの方法、一見良いようでそうでもない。
新年からこの文面を見た人が嬉しい気持ちになるわけでもなく、そして書いた相手からも来年以降普通に年賀状が届くという事態が置きます。
なぜなら年賀状を出す時に見るのは大半があなたの住所と名前だけ。
文面や写真なんて一度みたら見返さない可能性大だからです。
やはりオススメはきっぱり今年からやめる。です。
はっきり言うと、年賀状にかける労力と費用を考えたら、お正月料理にごちそうを囲んで自分も一緒に食べる人も、とびっきりの笑顔にした方が100倍良いです。
年賀状やめるときの文章
最後に年賀状をやめる事を決意した方向けに、やめる時の例文を書いておきましょう。
例文
誠に勝手ではございますが、本年を持ちまして皆様へ年始のご挨拶を控えさせていただく事とさせていただきました。ご了承下さいますようお願い申し上げます。
ただ今後とも変わらぬお付き合いをいただけると幸いです。
今後も変わらぬ日頃のやり取りをお願い申し上げます。
どなた様にも年賀状は 今年限りとさせていただくことにしました
今後はメールなどで近況報告などをさせていただければと思います。
年賀状をやめる事をお伝えするポイントは2点。
- 全員への年賀状をやめる事を伝える
- 年賀状以外の付き合いはなくさない旨を伝える
きっと年賀状を出すという行為をしないようにするだけで、大切な人間関係は継続したい場合がほとんどだと思います。
そんなときは相手に対して不快な思いをさせないようにこの2点を入れた文章で年賀状をやめることを伝えましょう!
年賀状に労力をかけないためにも今はネットで格安で依頼できて、なんと投函までできるサービスもあるのでこういうの使わない手はないですね。
テレビとかCMでも同じみの
→年賀状簡単!画像素材は2000万点! ラクスルのオンラインデザイン
高齢で年賀状を控える場合
上述では、高齢ではないけど経済的にも時間の面でも年賀状をやめたいケースを書いてきました。
ここからは、高齢などの理由で年賀状を辞退する時を想定した場合です。
こんな方にオススメ
- 自分たちの年齢から年賀状を控える
- 両親の年賀状をいつも頼まれているが辞めたい
- 両親の宛先に一筆添えたい
形式を重んじた伝え方
毎年頂いておりました年始のご挨拶ですが、高齢になりました為、本年をもちまして年頭のご挨拶を失礼させて頂きたくここにお願い申し上げます。永きに渡りまして皆様にはあたたかい賀状を賜りありがとうございました。心より御礼申し上げます。皆様のご多幸とご健康を祈念申し上げます。
年頭のご挨拶状ですが、寄る年波には勝てず、今後はどなた様にも賀状交換を控えさせて頂きたく存じます
長い間お付合い頂き 誠ににありがとうございました 皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます
親しい間柄への辞退の伝え方
長い間年賀状のやり取りをさせて頂きとても楽しかったのですが、
そろそろ書くのも大変になってきましたのでこの年賀状で最後にさせていただきたいと思います。
こちらは実際に私の祖父母に宛てられた年賀状の辞退の文です。
形式ばった挨拶文もありですが、実際に祖父母からすると「普通の会話のような文の方がもらった側として気持ちがいい」とのことでした。
年賀状のお相手にももちろんよると思いますが、どうしても形式に拘らなけれならない社会的な関係性がある方以外(旧友や組内の方、親族など)は本人が話すような噛み砕いた言葉での辞退文でも問題はないはずです。
→年賀状で子供の写真自慢【注意】幸せアピールが嫌いな人の心理は
年賀状をやめる!まとめ
いかがでしたか、「よしおもいきって今年から年賀状やめよう!」そんな気持ちになりました?
この記事ではあくまでも他のツールであいさつの役目を果たし、人間関係は変えないことを前提に書きました。
年賀状のやめどきは職場や友達に関わらず自分のタイミンが重要。
そもそも年賀状をやめる事で繋がりが心配な職場や友達はそこまでの関係ってことですね。
年賀状自体は素晴らしい風習だと思いますし、どうせ書くなら心のこもった1枚を書いてほしいと心から思います。
年賀状は今年でやめる??!やめどきで迷う職場や友達にはこれ!まとめ
- 年賀状の目的は新年のあいさつ
- 新年のあいさつは別のツールでできる
- 年賀状にはとても時間を使う
- 年賀状をやめても人間関係は変わらない
- やめるタイミングは今年か来年の二択
- やめる文には「全員」やめる事を入れる
- 「年賀状以外は変わらない」お願い文を入れる
- 高齢の場合、送りさきによって文体を変える方がよい
今年は思い切って年賀状をやめて、できた時間でもっと価値あることをしよう!