
あの大ヒット映画「レ・ミゼラブル」が待望のドラマ化!
フジテレビ開局60周年記念の特別ドラマとして大注目を集めています。
あなたはレ・ミゼラブルのあらすじを知っていますか?
今回のドラマは日本版リメイクですが映画版の再現はどの程度なのでしょうか?
レ・ミゼラブルのあらすじ【ネタバレあり】を振り返り、ドラマのキャスト相関図からストーリーを比較!
追うものvs逃げるもの、複雑に交わる運命はいかに!
それでは早速見てみましょう。
※これをじっくり見たら映画もドラマも両方見たくなっちゃいます!
もくじ
レ・ミゼラブル映画の日本版リメイク
フジテレビ開局60周年記念の特別ドラマ「レ・ミゼラブル」
あのレ・ミゼラブルが日本版でどんな風に描かれるの?!と気にになっていました・・
2012年に大ヒットしたヒュー・ジャックマン主演のレ・ミゼラブルのあらすじをおさらいしてみましょう!
※上から読むと映画とドラマのあらすじがよくわかりますが、
ドラマだけ!という方は下のほうにネタバレストーリーがありますよ

レ・ミゼラブル映画のあらすじ【ネタバレ】
映画のポイントはこちら!
ちなみにドラマ版もこの映画ストーリーにかなり近いので主役はディーン・フジオカに置き換えてストーリーを想像しながら読んでください
- 主役は脱走犯
- 身分を隠して生きる
- 脱走犯を追う警察
- それぞれの葛藤
身分を隠す男(主役)
ヒュー・ジャックマン演じるジャン・バルジャンは、盗んだひとつのパンをきっかけに収監され20年も刑を受けてしまう。
※パン一つで20年をはありえないだろ!と思いますが度重なる脱走などが原因で刑がどんどん重くなったのです
ちなみにドラマ版でディーン・フジオカの罪は「殺人」です。
19年目にして仮釈放となるが「危険人物」のレッテルを貼られ職につくこともできない。
飢えと疲労からある教会の前で倒れていると教会の司教が暖かく迎えてくれた。
そんな司教を欺くかのように食事の後、銀の食器を盗むジャン・バルジャン。
すぐに逮捕されるが、司教は「銀の食器は私が与えたものだ」とジャン・バルジャンを許し、更には銀の蜀台を与えるのだった。
ジャン・バルジャンはこの出来事をきっかけに心を入れ替え正直な人間として生きていく決意をする。
のちのジャン・バルジャンは事業で成功しその人柄から市民に愛される市長にまで成り上がったのでした。
逃走犯を追うシャヴェール(井浦新)
身分を偽る市長かつての囚人:ジャン・バルジャンの元にやってきたのは警察署長に就任したラッセル・クロウ演じるシャヴェールでした。
シャヴェールは囚人時代のジャン・バルジャンを知っています。
まさか脱走犯だと思わないシャヴェールですが、ある時通行人の馬車を持ち上げるジャン・バルジャンの姿を見て囚人時代に丸太を持ち上げる姿と重ね合わせ疑いの目を持ち始めます。
ジャン・バルジャンは囚人時代、奴隷のような肉体労働を強いられていました。映画ではその姿も圧巻↓動画あり
ジャン・バルジャンの告白
物語の重要人物としてアン・ハサウェイ演じるファンティーヌがいます。
※ドラマでは山本美月ですね!
ファンティーヌは幼い娘:コゼットを宿屋の夫婦に預け工場で働いていましたが、あるいざこざがきっかけで工場を首になっていまう。
そして売春婦まで身を落としてしまうのでした。
自分の髪や、奥歯までも売りなんとかお金を稼ごうとするファンティーヌ。
市長:ジャン・バルジャンはファンティーヌから幼い娘のコゼットを助けるよう託されるのでした。
個人的にレ・ミゼラブルの最大の見どころはアン・ハサウェイのミュージカルシーンだと感じています!
動画の30秒からのシーンではファンティーヌが工場を追い出されどん底におちるまでがわかると思います。
あるとき、シャヴェールから「ジャン・バルジャンが捕まった」と告げらた市長:ジャン・バルジャン。
そう、ジャン・バルジャンは名を偽って市長をしていますが他の誰かがジャン・バルジャンだと疑われ収監されたのです。
この事実に良心を痛めたジャン・バルジャンは自らの過去を告白し、「自分は囚人」と告白します。
告白を受けたシャヴェールは市長を逮捕、しかしまたしてもジャン・バルジャンは脱獄を図るのでした、コゼットを助けるために。
虐待されるコゼットを救出
脱走したジャン・バルジャンはファンティーヌの娘:コゼットを見つけ出し、迎えにきたことを告げます。
養夫婦にひどい虐待を受けていたコゼットですが、母との約束のために助けにきたジャン・バルジャンに身を寄せました。
シャヴェールに追われるジャン・バルジャンとコゼットですが警察の手をかいくぐり修道院へ逃げ込むことに成功しました。
時は流れコゼットは大人に
時はすぎ1832年に舞台は移ります。
ジャン・バルジャンを捕まえることに人生をかけるシャヴェール。
コゼットを実の娘のように育てたジャン・バルジャン、そして美しく成長したコゼット。
革命運動に熱気を帯びる貧しい市民達、革命軍の学生:マリユスはコゼットを街で見かけその美しさに一目惚れ。
やがて両思いになるコゼットとマリユスですが、街で警察シャヴェールを発見したジャン・バルジャンはイギリスへの逃亡を決意。
そんな中、警察のシャヴェールは身分を偽りスパイとして革命運動をする内部に潜入、しかし内部で身分がばれてしまい革命軍に拘束される身となってしまう。
革命を目前に控えたある日マリユスとコゼットの想いをしった父:ジャン・バルジャンはこの革命による暴動でマリユスを死なせてはならないと志願兵を装って内部へ。
そこで拘束されている警察:シャヴェールと再開するのでした。
レ・ミゼラブルの結末
革命運動部隊の内部でシャヴェールと再開したジャン・バルジャンは、自分を追ってきたシャヴェールを逃がすことに。
王政の総攻撃が始まり、市民や学生らの革命軍は壊滅状態になってしまいます。
奇跡的に助かったジャン・バルジャンは負傷したマリユスを背負い下水道を伝い逃亡を図る。
そこでまたしてもシャヴェールと遭遇するが、シャヴェールはジャン・バルジャンを捕らえることなく2人を逃がすのでした。
人生をかけてジャン・バルジャンを追ってきたシャヴェールですがジャン・バルジャンの崇高な精神に魅せられ最期は自らの命をダムに投じて絶ちました。
ジャン・バルジャンはその後マリユスとコゼットと再会させ、自身が脱走犯であることをマリユスに告げ2人の人生を狂わせないように身を潜めます。
結婚式を挙げた2人はジャン・バルジャンの身元を突き止め会いに、
涙を流して喜ぶジャン・バルジャンは、亡きファンティーヌの幻に導かれその生涯を閉じました。
レ・ミゼラブルの感想
貧困、犯罪、恋愛、執着、葛藤など人間の良心と悪心を深掘りするような映画で全体感というより一つひとつのシーンが素晴らしい。
映画版では特にミュージカルシーンの迫力に圧倒されます。
レミゼ見た…これは今世紀一番の神映画です…
— キヨ (@Wasurena_0531) 2017年8月3日
何回見ても泣きじゃくる映画ってあるのだなと気付かされたのがレ・ミゼラブル。もう映画館で見れないだろうな〜と思っていたので、まさか極音で観れて幸せです。一番泣くのは毎度何故かラッセル・クロウが一人で歌うところ。
— HAL (@miso____soop) 2016年11月26日
映画レ・ミゼラブルの口コミはかなり評価が高いので、
今回の日本版レミゼラブルドラマ、ちょっとプレッシャー高いかもしれません!
レミゼラブルドラマのキャスト相関図
日本版「レミゼラブルドラマ」ではディーン・フジオカが主役ということですが、キャストの相関図を見てみましょう!
相関図


ディーン・フジオカがジャン・バルジャン
映画:レ・ミゼラブルのあらすじを見た方ならキャストの相関図があらすじに置き換えてイメージできますね!
主役のディーン・フジオカがジャン・バルジャン演じた脱走犯でその後は弁護士に転身。
ちなみにディーン・フジオカ演じる馬場純の若き日を演じるのが吉沢亮。
ちょっと系統が似ているしキャスティングセンスの良さを感じました。
井浦新がシャヴェール
新宿南署の刑事:斎藤涼介を演じる井浦新、映画版ではシャヴェールの役どころ。
相関図では、「別人へのなりすましを疑う」「意気投合するが・・」と書かれているのでこの2人の関係性は映画とほぼ同じです。
山本美月がファンティーヌ
山本美月はシングルマザーで、ドラマの途中で亡くなってしまうことから、アン・ハサウェイ演じたファンティーヌの役どころで間違いないでしょう。
ちなみに映画で娘のコゼットに当たる山本美月の娘は清原果那が演じます。
物語のキーマンとなるのはディーン・フジオカ、井浦新、山本美月、清原果耶の4人ですね!
長谷川京子と金子ノブアキが意地悪な宿屋の養夫婦・・相関図の写真が見るからに悪役感を醸し出しています。
レミゼラブル:ドラマのあらすじは?
大筋は映画【ネタバレ】と同じ
ドラマのスタートは少年が刑務所から脱走するところから。
少年は正当防衛の末、母を騙していた男を殺めてしまい少年刑務所に収監されました。
収監されている時に弟が危篤ということを知り少年刑務所から脱走。
その後、自立支援施設の園長の元で身分を隠し成長します。
映画では教会の司教が救ってくれましたが日本版では自立支援施設の園長がその役に当たりますね!
親友の人生を生きる
ディーン・フジオカ演じる馬場純は自立支援施設で親友だった渡辺拓海が阪神大震災で亡くなったことをきっかけに「渡辺拓海」として生きる人生を選びました。
井浦新演じる斎藤涼介は被害者の息子
主役のディーン・フジオカ:馬場純が殺めてしまった男の息子が井浦新演じる斎藤涼介。
映画での主役は脱走犯とそれを追う警察でしたが、
ドラマでは逃走犯を追う警察であり、さらに自分の父親を殺された遺族でもあるのでその執念は映画以上ではないでしょうか?
実際ドラマでは警察でも扱われなくなった馬場純の逃走を独自に調査を続けまさに人生をかけて馬場純を追います。
東京編では渡辺拓海として生きる馬場純の正体を突き止めますがあと一歩のところで取り逃がしてしまいました・・
ドラマのキーは大地震?
第1幕は少年時代
ドラマのストーリーでポイントとなるのが「阪神大震災」と「東日本大震災」。
少年編の第一幕では脱走犯の馬場純と、被害者の息子斎藤涼介が阪神大震災をきっかけに運命が大きく変わるストーリーになっています。
馬場純が渡辺拓海として生きることになったのもここです。
第2幕
第2幕では2004年の東京が舞台、渡辺拓海として生きる馬場純は弁護士となりました。
ここでは山本美月との出会いや死別、それにより山本美月の娘:梢を託され幼い梢を連れて東京から東北へ脱走するシーンが描かれています。
梢は金子ノブアキと長谷川京子の経営する悪徳無認可保育園に預けられていましたが馬場純が強引に奪還。
無認可保育園は馬場純により通報され摘発されます。
映画ではジャン・バルジャンがコゼットを連れてパリに逃亡するところですね。
第3幕
2018年の福島。
東北に梢と移住した馬場純は青森県など地域を転々とし、福島県でりんご農家でひっそりと暮らします。
井浦新は10年以上も馬場純を探し続け何度か居場所を突き止めかけますが、東日本大震災をきっかけに完全に足取りは途絶える・・
ところが運命のめぐり合わせで東京編で関わった人物を通じて馬場純と再会。
それは梢が幼児期に預けられていた無認可保育園の金子ノブアキと長谷川京子です。
2人は福島に馬場純が潜伏していること、梢が政治家の息子と付き合っていることを知り馬場純に脅しをかけてくるのでした。
そんなときこの2人が窃盗罪で警察に逮捕されそうになりますが、馬場純の情報と引き換えに逮捕を免れます。
ジャン・バルジャンがシャヴェールを助けるシーン
映画では逃げていたジャン・バルジャンが警察のシャヴェールのピンチを救うシーンがありますが、
ドラマでは犯罪夫婦の金子ノブアキと長谷川京子に襲われた警察の井浦新をディーン・フジオカが助けます。
「なんで・・俺を助けるんだ・・」よくあるパターンですね
ドラマの結末ネタバレ
映画の結末ではシャヴェールはジャン・バルジャン追う意義を失い自殺しますが、
ドラマではついに井浦新がディーン・フジオカを追い詰めます。
追い詰められた理由として、梢が付き合っている政治家の息子が病気になり、適合するドナーがディーン・フジオカであったことから身を隠して生きられなくなりました。
ディーン・フジオカは娘の幸せのために行動したのです。
最終的に梢と政治家の息子は無事結ばれて、ディーン・フジオカは自らの人生に再度向き合い、逃亡人生に終止符を打ちます。
ラストシーンでは井浦新がディーン・フジオカを逮捕、車に乗り2人で警察へ向かうシーンで終わりました。
その車の中でい井浦新はディーン・フジオカの横顔を見つめ「この男を恨むことができない・・」そんな心情を思わせる表情でした。
レ・ミゼラブルのドラマまとめ
映画ではミュージカル要素が高く評価されただけに、
今回のドラマではどんな演出があるの?まさかミュージカルあり?と期待しましたがそんな要素はひとつもなかったです汗
それではレミゼラブルドラマ【ネタバレあり】相関図から注目!映画との違いは?!まとめ
- 映画レ・ミゼラブルは2012年に大ヒット
- レ・ミゼラブルのあらすじネタバレ
・脱走し心を入れ替え生きる男
・脱走犯を追う警察
・貧困に苦しむ母親と子
・娘を託された脱走犯
・脱走犯の良心に警察の心が動かされる
・再会のたび助け、助けられる脱走犯と警察
・2人を取り巻く人々の人生も描いた物語 - ドラマの相関図は映画のストーリーに近いキャスト構成
- ドラマでは大地震をキーに主役2人の運命が変わる
・阪神大震災で死んだ親友の人生を生きる
・神戸→東京→東北
・身元を追うが地震で行方を掴めず - 映画のネタバレと相関図を照らし合わせるとキャストの役どころがよくわかる
- ドラマの結末はディーン・フジオカ自ら逃走に終止符を打ち井浦新の元へ
- 映画とドラマは時代背景が違うがストーリーは限りなく近い