
首相官邸会見室から菅官房長官が新元号を発表しました。
「令和」に決定したわけですが、この意味はなんでしょうか?
菅官房長官の会見や安倍総理の中継で語られた意味や由来をご紹介いたします。
新元号は令和と菅官房長官が発表

4月1日の午前11時30分すぎ、首相官邸にて菅官房長官長官より新元号の発表がありました。
発表では過去に小渕恵三氏が額縁にはいった「平成」の文字を発表した時と同じく、
菅官房長官が「令和」と書かれた額を手にして発表しました。
ちなみに発表する前の受け渡しのときにチラッと見えてしまっていました^^
令和の意味は?安倍首相が会見
菅官房長官から説明があったのは令和の出典は「万葉集」の第32首の序文にあるとのことでした。
日本最古の和歌集である万葉集のうたではなく、「説明」の部分から採用されたようです。
安倍総理の説明
首相官邸会見室に入った安倍総理は写真撮影をしたのちコメントしました。
『令和』は万葉集の梅花の歌、
令和は万葉集の梅の花の歌、時、初春の令月(れいげつ)にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。
そしてこの令和に込められた想いは、
「人々が美しく心を寄せあう中で文化が生まれ育つ」というのが令和に込められた意味と発表しました。
新元号の礼和の文字は過去に使われていた?
- 令ははじめての採用
- 和は20回目
令という字は初めての採用でしたが、和は昭和でも使われていたのでちょっと意外でしたね。
個人的にはイメージだけの話しですが「令」という字は文の後ろに来る文字のイメージがあったので元号の初字が「令」というのはちょっぴり違和感がありました。
でもおめでたい!閣僚や学者で検討された令和、良い時代になることを願います。